出発まで―2 (4月21日〜)

4/21 Mon ──バンクーバーのL氏を紹介される

バンクーバーで暮らしていたK子さんが「L氏が力になってくれるでしょう」と昨夜のメールで紹介してくれた。「本当に! いいの?」と思いつつ、ご好意を素直に頂くこととした。

なんだか、話が急展開してゆく。

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英語でEメールを書く

帰宅途中に書店で『英語でEメールを書く』(講談社インターナショナル)と、合わせて『トラベル英会話』を購入。一気に忙しくなる。

その日の夜、早速ながら紹介してもらったL氏宛てに初めてのメールを書く。英語から遠ざかってしまうと、「読む」方はなんとかできても、「書く」のはとりわけ至難の技であることを思い知らされる。頭がガチガチに硬くなっている。全く単語が出てこない。苦労しつつ、でも買ったばかりの本が大いに役立つ。

初めて送るメールって難しい。ラブレターじゃないけど。面識もないのに、どう切り出していいものやら。結構な時間がかかってしまった。返事が来るかな?

4/22 Tue ──L氏よりメールくる

L氏から返信が来る。案内してあげるとのこと。「おぉ、すごい!」トントン拍子で話が進んでゆく。一気に話が進んで興奮してくる。バンクーバー行きの楽しみが膨らむ。

再び、メールの返信を書く。昨夜のメールは初めてでこちらも緊張していたけれど、L氏からのメールはとてもフランクで、肩の荷も降りた感じ。そうすると、僕も書きやすい。やはり、これも「慣れ」。今日はスラスラ・・・とまではいかないまでも、昨夜に比べれば随分、楽に書けた。

2年前、実は職場の通信教育で「E-mail Writing in English」なるものを受講しつつ、全く提出できずに(やろうとせずに)挫折していた。やはり、こういうのは必要に迫られてこそ覚えようとするものだ。

4/23 Wed ──ネット接続できるかな

ホテルでインターネット接続できるかどうかが気がかり。

ネットを調べると、海外での接続ノウハウはもちろん、個人レベルでカナダに旅行した人の情報がとてもたくさん得られて便利だ。でも、ネットのデメリットは時間はどんどん過ぎてゆくこと。こんなときに一日、二日じっくりとネットで検索したいけれど、時間がない!

4/24 Thu ──疲れ気味

ホテルの部屋でのネット接続ができるかどうか、ツアー会社にたずねていたが、ボストンマラソンツアーから帰ってきた添乗員からようやく返信が来る。部屋ではできないとのこと。「あれ? おかしいな」ネットでいくつか見る限りは、滞在予定のホテルはOKとのことだったのに。一応、つなげるつもりでおこう。

ネット検索のことやL氏とのEメールのやりとりで、連日、夜が遅くなる。このところ続く雨で身体も相当にへばっている。この土日は最後の準備と休息・・・ができるだろうか。

4/25 Fri ──SARSの不安

職場でもSARS(重症急性呼吸器症候群)へ警戒を呼びかける通知文が回ってくる。北京、香港に加えて今回、トロントまでもが渡航延期勧告地域に指定された。

トロントはボストンに向かった時、乗り換えたところ。確かギャロ大ツアーの時もワシントンからロチェスターに行くときだったか、ナイアガラだったか、経由したように記憶している。とにかく、ハブ空港的なところなんじゃないかと思う。そのカナダの東の要所がそういう状況ということは、西のハブ空港・バンクーバーもかなり危険度は高いような気がする・・・。ランニング・エトセトラに置いている「ニューヨーク・シティ・マラソン」のねぢまき鳥さんもテロのあった年は会社命令で、N.Y.行きを止められたという。SARSの方は、対策がとられぬまま日一日と世界に広がってゆくようで不気味だ。

でも、行くけど。

4/26 Sat ──ノートパソコンのスタンバイ

今回はパソコンを持参しようと思うから、今日はその準備を行う。

5年前、外出用にと購入したB5サイズのLaVie。最近はあまり持ち歩くこともなく、今ではメインマシン(DELL)のバックアップ用途に成り下がってしまっている。でも快適なキータッチがとても結構気に入っていて手放せない。こんなときこそ出番だ! たまには陽の目を見せてやらないと。メインマシン同様の操作が現地でもできるよう、Web更新、デジカメ画像処理に必要なソフト、メーラーその他をインストール。データも同じようにコピー。

DELL DIMENSION&NEC LaVie

・・・している最中に、ついでにIE6.0をインストールしようとしたDELL機の方がフリーズを起こしたままウンともスンとも言わない状態になる。スペックで劣るLaVieに問題なくインストールできたのに、DELLの方はSAFEモードでも起動できない。こんなことは初めて。サポートセンターに問い合わせてみたら(24時間対応がDELLのいいところでもあるけれど)、「SAFEモードでも起動できないなら再インストールしかないでしょう」とのこと。丁寧に再インストールの方法をFAXしてもらえたのも嬉しいけれど、「そんなはずはない。確かFDからでも起動できるはず」と調べていたら、単に再起動に時間が必要だったのか、なんとか復帰してくれた。

焦った。確かにこのところWindowsの不安定さが頻発していたのは言われるとおりで、データは一応、Dドライブに入れていた(かつ、LaVieにもバックアップしていた)から安心していたけれど、Cドライブ中の多くのProgramFilesを再インストール(ダウンロード)し直すのかと思うとゾッとした。痛い思いの消えぬうちに、入念に再バックアップしておいた。

あと4日。準備が進まず焦る日々。

4/27 Sun ──ローミングサービス設定、好天の日曜日

昨日できずに終わったLaVieの設定。DELLマシンの使用環境をそのままコピーする。メーラーのアドレスその他も。久しぶりのFAXモデムを取り付けて、一応この段階でダイヤルアップ接続できるか確認。OK。次に、海外から接続するための準備。ニフティのローミングサービスなるものを利用。バンクーバーのアクセスポイントを選んで自宅からの接続テストを行う。つながった! ときは感動。でも、インターネット接続はできてもメールが送れない。受信はできても送信ができない。

なぜ? その逆なら分かるけど。ベッキーでダメならOEでは? と試すが同じ模様。色々トライするが時間ばかりが過ぎてゆくのであきらめた。あとは現地で何とかなってくれる幸運を祈るのみ。今回も、すんなりできるとは思っていなかったけれど、とにかくもうこの頃のパソコンの設定というのは、LANを組んでネットに接続して色んなソフトを入れて、そうするとソフト同士がケンカして別の何かに飛び火したり・・・と、何が何だか分からずに苦闘して休日の一日二日をつぶしてくれる。

現地でも苦労するんだろうなあ・・・。

パソコンに振り回される休日にはしたくないもの。良い天気の日曜日、久しぶりにセミナーパークに出かけて走る。GW用に用意されたイベントの行楽地より、いつもと変わらぬように、のどかな緑の広がっているのがここのいいところ。今日は休養日なのか、ご家族で高岡選手もやって来られて子どもさんとたわむれておられた。トラックでは西市高校の松田選手(短距離高校女子のトップクラス)が、監督と2人、黙々とスタート練習をこなしていた。あと、二井知事も車でやって来られた。それぞれの日曜日。

4/28 Mon ──あと2日

昨日夕方、やっと旅行会社からしおりと羽田までの航空券その他が送られてくる。このツアーはGWということもあって、カナディアン・ロッキー観光、マリナーズVSヤンキース観戦のオプション付き等、滞在期間別にコースがかなり細分化されているのだけれど、今回のツアーメンバーの人たちは、最短の3泊コースが最も多いようであった。

就寝前、デジカメ画像処理に必要なソフトのインストールを忘れていたことに気付く。インストールしようとするも5年前のLaVieはもうハードディスクの容量も少なく、また、どうもUSB接続したオプティオの自動認識がうまくできない。結局また夜遅くなってしまった。準備・・・といってもほとんどパソコン関係の日々。

4/29 Tue ──風の強いみどりの日

休日なのが助かる日。2年前と同じ店で、2年前と同じ色のスーツケース。をレンタルしてパッキング。といっても、ボストンの時に苦労したことを覚えていないように、ただの観光旅行だから詰め込むべきそうたいしたものがあるわけじゃない。このところ焦っていたのはパソコンの設定のことだけ。

再度の接続テストを行う。前回、メールの送信だけができない件、ニフティのホームページを見ていたら、あるある。なんでもローミングの場合、一度受信をしてからでないと送信ができないらしい。メーラーは先に送信しようとしてエラーになるけれど、受信後すぐに再トライすればできるとのこと。確かめてみたら、うまくいった。これでネット接続も、メールの送受信も、ホームページの更新もすべて試験終了。一年に一度行けるかどうか分からない海外での接続について、詳しくなりたくはないけれど・・・。

携帯用薄型ノートパソコンとはいえ、NYシティーを走られたねぢまき鳥さんのアドバイスによれば、必ず手荷物にすべきとのことだったし、ねじまき鳥さんの場合、行ってみたら部屋にLANが引かれていたという。僕もこれだか時間をかけて準備していってLANを利用できたらちょっと力が抜けそうだ。そして、LANカードがなかったら泣きそうだ。LANカードとケーブルも念のため持ってゆこうと思う。そんなこんな、パソコン関係類で相当な荷物になってしまう。ボストンで同室だったAさんが重装備だったのがよく分かる。

4/30 Wed ──出発前日

瑠璃光寺五重塔前に、明後日から始まる「萩往還マラニック」の歓迎横断幕がかかっている。これも山口のこの時期の風物詩。2年前、ボストンを走り、そして帰国後この萩往還もと続けて走った時は、ともに日米の建国にゆかりのある歴史、石畳残る情緒豊かなレースの共通点に気付かせてくれた。

日本を離れ外国に行く機会を持つことで日本をよく知ることができるようになるものだけれど、今回のバンクーバーではどんなことに気付かせてくれるだろうか。


 

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