高原の小さな空港

いつもハラハラ、の乗り継ぎ時

Tyrolean Airways

8月16日(土)成田~フランクフルト~インスブルック

Austrian arrows
Austrian arrows
by Tyrolean

個人旅行で一番、不安になるのが予定のフライトにきちんと乗り込めるか、ということ。何しろ僕らはツアーの時のバンクーバーでさえあぶれた経験がある(*)。特に乗り継ぎ時。一昨年、直行便だったスイス行きの何と楽だったことかと痛感する。

* 旅の余韻の後にアクシデント/バンクーバー・トラベルログ

昨年のパリ、シャルル・ド・ゴール空港は世界一、巨大な空港らしい。空港が独立しているのでなく、空港の中に町があり一般道があり・・・。ターミナルもサテライトも搭乗口も沢山あって、循環バスがぐるりと一周する中で果たして間違いなく辿り着けて乗り継げるかどうか、差し迫った身の危険とはまた別の、結構なスリル感が満載だった。これも旅のちょっとした醍醐味。

今年のフランクフルト空港も道路を横断する形の大きさではあるけれど昨年に比べると単純で、今回はターミナル間をモノレールで移動するだけ。それでも結構、時間はとられる。

紙一枚のチケット

それから、昨年までと大きく変わったのはチケットのペーパーレス化、簡素化。手元に用意するのは、ネットでの契約完了画面を家庭用プリンタで印刷した一頁だけ。国内便なら携帯のQRコードやANAのスキップでの経験はある(し、何より日本語でいくらでもきける)けれど、海外でまで本当にこの紙切れ一枚で大丈夫なのか? との思いがずっと消えなかった。

行きの成田→フランクフルト、帰りのインスブルック→フランクフルトと、いずれも最初のフライトでは空港でのチェックイン時にチケットが発券されるのだけれど、乗り換え(フランクフルト→インスブルック、フランクフルト→成田)時に次のチケットは持っていないわけで、ゲートをくぐる際、まだこのシステムに慣れていないとおぼしき空港検査官が簡単には理解してくれず、難儀させられた。

成田発の日航機内には当然、たくさんの日本人が乗っていたのだけれど、フランクフルトに到着した瞬間から霧散。インスブルック行きの日本人乗客は、この日航便経由に限らず、他に誰もいない。何ら関係はなくてもそこは島国、日本人。周囲から日本人が消えてしまうと急に心細くなる。

インスブルック、静かな町に到着

Tyrolean Airways
Tyrolean Airways

電子表示される搭乗口がいつも二転三転するのと、次のチケットを発券してもらうのに戸惑いながら、インスブルック行きを待つ。隣の搭乗口がワルシャワ行きで、皆、コートやパーカーを羽織っているのと対照的にポロシャツと短パンの自分が滑稽に浮いていたが、ヨーロッパだなあ、と実感する瞬間でもある。インスブルック行きオーストリア航空(Tyrolean Airways)は小さなプロペラ機がかわいい。乗客はわずかに27人。

オーストリア航空の機内食では、ヨーロッパの美食家から絶賛されている・・・最高の美味

という、その通りに1時間ちょっとのフライトでも美味しい機内食が出てきた。

機内食メニュー|エコノミークラス|オーストリア航空での旅

夜、小さく静かなインスブルック空港に到着。日本の地方空港より小さい。辺りも真っ暗で町の第一印象はつかめず。周囲はほとんど地元の人達なのか、停めていた車や家族の送迎で消えてゆく。僕らは早速にバスに乗り換え。間に合うかな、と心配していた11時の最終バスに乗り込んで中央駅へ。

結果的にはタクシーでホテルまで直行した方がうんと早かったろう、真っ暗で方向感覚もまだつかめず、インスブルック中央駅からホテルまでの道(徒歩7分)に最初、少し迷う。それでも何とか日付の変わらぬうちに無事、ホテルにチェックイン。

振り返ってみて、今回の旅はよくよく移動したなあ、と感じる。旅というのが移動そのものであるけれど、空路に始まり鉄道、バス、各行き先地でのケーブルカー、リフト、船・・・と、「乗り物」での移動が非常に多かった。

だいぶ出費がかさんだのと、何といっても! 時間通りにスムーズに行ったのはこの初日くらいで、あとは何かと遅れなどもあってハラハラさせられっぱなしだった。移動の多かったのと、その移動に苦心したのと、が今回の旅の総括だろうか。

Hotel Schwarzer Adler
0時前にホテルに到着
Hotel Schwarzer Adler

 

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