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はじめに
「チロル」ってどこ?
一昨年のスイス、昨年のチェコ、に続いて今年も夏休みを利用して海外旅行を楽しんできた。今年の行き先はチロル。
「どこに行ったの?」ときかれて前2年のスイス、チェコに近いところと答えたのだけれど、「両方に接する国」と答えた方がいいクイズになったね。答えは2国あって、ドイツとオーストリア。
チロルチョコレートにチロリアン(千鳥屋銘菓)・・・、「チロル」という言葉はよく耳にするけど、でもチロルって一体どこ? 僕も知らなかったのだが(恥・・・)、アルプス山脈を抱えるオーストリア西部~イタリア北部地域がチロル地方で、一般にはオーストリア西部に広がるチロル州。
オーストリアというと首都ウィーン、モーツァルト、世界遺産の華やかな王宮・・・というイメージがあって、山深きチロルとの結び付きは今ひとつピンとこない。チロル州自体も自分の地域がオーストリアだという国意識が強くないようで、これは旅行していても地元の人々から感じ取れたし、僕自身もそう感じた。オーストリアに行ってきた、という感慨は全くない。
チロルの人は、つねに自分たちをチローラー(チロル人)といって、オーストリア人とは決していわない。どうしてもいう必要があればいうかもしれないが、そのあと不快そうに口をへの字に結ぶ。
・・・
今日なおチロルの人は、チロルがオーストリアに属しているとは思っていないかもしれない。チロルの隣にオーストリアがあって、比較的親しくしてやっているぐらいの思いなのではあるまいか。
池内 紀「オーストリア人の郷土意識」
3年連続ドイツ語圏
乗り継ぎ空港がフランクフルトだったので、今回、図らずもこの両国に立ち寄ることができた。これで降りただけの国(昨年のフランス、今年のドイツ)も含めると、立ち寄った国は計9ヶ国。
ついでに数えてみると、海外旅行自体がちょうど10回目だった。20歳の時のサイパンに始まり、LA(アナハイム)、ワシントン、ボストンとアメリカが続いた(ただサイパンは「自治領」で、どちらかというと別国と考えた方がいいような・・・)後、バンクーバー、香港、メルボルン、とまだ英語圏から離れず、通貨も米ドル、カナダドル、香港ドル、豪ドル・・・と全てドル基軸。
かように以前はアメリカ大好き人間だったのに、それから一転したのがここ3年の欧州。年を取ったせいか、ミーハーの対象が変わっただけか。しかも今度は全てドイツ語圏の中欧に集中しているのが面白い。10回というのも多いとはいえない回数だけれど、自分にしては趣味(内1回のみレースでの派遣)でこんなに行けるとも考えていなかった。
前後に土日を二回付けた9連休の滅多に取れない長い休み。しばし厭世を離れ存分に羽を伸ばしてきた。たっぷりと遊んできた。・・・ので、早速、一週間ぶりの仕事となった月曜日には厳しい、いつもの現実が待ち受けていた。
まあでも、昨年も記したように、思い切り遊んでこそ、仕事にも趣味にも気分新たに効率よく取り組めるもの。実行しないとね。
旅行記も長くならないよう(苦)仕上げてゆきたい。自信はないけれど・・・。
まさにこのCMそのものの緑と花と教会と広場と・・・の高原だった。
2008-08-27









