2014人吉温泉旅行-3 球磨焼酎 熱く濃き日々

世界のお墨付き

焼酎どころ人吉・球磨地方の球磨焼酎は「地名」を冠することがWTOにより正式に認められている数少ないブランド。世界的にはスコッチウィスキー、ボルドーワイン、コニャックブランデー等があるが、日本では現在、他に麦の壱岐焼酎、芋の薩摩焼酎、また琉球泡盛、白山清酒、のあわせて5つのみ。

球磨焼酎 全蔵元
球磨焼酎 全蔵元

ゼロ戦争の先人

焼酎は他の酒類に比べて安価な上、健康面(糖質、プリン体)に分があることが見直されて、ひと頃前よりブームにもなっている。面白いのは、ちょうどこの9月1日にビール各社が揃って発泡酒の新製品、ゼロ・ゼロシリーズ? を発表・発売したこと。ご存じ、サッポロの人気商品「極ゼロ」にキリン・アサヒ・サントリーが追随。

宿地下の焼酎蔵
宿地下の焼酎蔵

ご多分に漏れず、健診で尿酸値を指摘されている僕も最近はすっかり「オフ系」商品を選んでいるのだが、「糖質ゼロ」&「プリン体ゼロ」でいうなら、はるか昔からある焼酎の方がずっと先輩。日本での歴史は薩摩でポルトガル人に紹介された約470年前とのこと。僕自身、ビール派ではあるが、焼酎のせっかくの売りの「ゼロ・ゼロ」というお株が奪われてしまいそうなのは気の毒な気もする。

蔵見学した深野酒造 彩葉
蔵見学した深野酒造 彩葉

濃い味、熱い日々

かつて大学時代を過ごした福岡。焼酎どころ九州であり、また九州もんの集まるその地で、学生寮で生活し、部活は体育会系、とともに前近代的? な場所と空間で青春を過ごした訳だが、常にあった酒はまぎれもなく「焼酎」。

安いというせいもあるが、やはり九州だから、というのが大きかったと思う。今のように発泡酒、第3、PB・・・といった安価なビールもなかったのでビールは「高級酒」、普段飲みの場ではまずお目にかかれなかった。しかも焼酎となると飲んだという以上に、呑まされた、吐いた・・・の記憶の方が圧倒的(未成年だったし・・・)。

匂いや香りは人の記憶を呼び覚ますというが、今も焼酎の匂いをかぐと当時の想い出がよみがえってくる。シャンパンのように上品でもなければワインのように甘くもない。ビールのようにほろ苦くもなく、とりわけ寮生活は焼酎のあの独特の匂いといっていいような、何とも形容しがたい臭みを伴った、濃く熱く忘れ難い味わいを残した日々だった。

肥後路
肥後路
しろ
しろ
白岳
白岳
武者返し
武者返し
球磨拳
球磨拳
はなてばこ
はなてばこ


 

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