プラハの交通事情とチェコの車

先述したプラハ~チェスキー・クルムロフ間の移動がそうだったように、個人旅行で最も気を遣った移動手段について。

プラハ市内で主に利用できるのはメトロ、トラム、バス、タクシー。このうちの前二者、メトロ&トラムが最も便利で頻繁に使った。

便利で安心なメトロは無人改札

路線図と料金のはっきりしていて旅行者に一番、安心なのがメトロ(地下鉄)。このプラハのメトロの面白い特色が無人改札。一応、改札機はあるものの、ただ証明用に印字されるだけの機械でロックがかかるものでもなく完全なフリーパス。キセル、無賃乗車し放題・・・なのだが、ここで登場するのが頻繁な抜き打ち検札。

これは一応、真面目に改札機を通している客
(もっと大きい改札だとみんなどんどん抜けてゆく)

抜き打ち検札のことは事前にガイドブックを読んで知ってはいたが、早速に遭遇し、即座に「違法だね」と高い罰金を要求されてしまう。切符を持つには持っていたが、今ひとつ確信を持てずにいた使い方が違うせい。

乗車券はプラハ市内のメトロ、トラム、バス全てに共通して使える使い勝手のいい物で乗り換え可(20Kč)と不可(14Kč)の二つがある。これがちょっと分かりにくい。「乗り換え」というのはメトロ←→トラム←→バス←→メトロについてのことで、乗り換え不可の安い方でもメトロ内の3路線間の乗り換えは可能。何がまずかったかというと、それぞれに時間(改札後30分、75分)の制約があったから。罰金400Kč! は必死に説明して免じてもらった。その後、慣れてきて券面をよく読むと確かにその旨の記述有り。でもすぐにチェコ語が分かるわけでない・・・。それにしてもプラハ入り後のトラム初乗車で早速に遭うのも間抜けというか・・・。いかにも不安そうな観光客顔をしていたせいかな(苦)。

帰りは歩いたトラム

地上を走るトラム(路面電車)やバスはメトロほどの分かりやすさがなく、短い滞在では行き先に不安が残るけれど、それも面白い観光の一つなので臆せず乗ってみた。トラムは外の景色の分かる、ちょっとスローなのどかさがいい。でも行くはよいよい・・・で南のヴィシェフラド地区、北東のホレショヴィツェ(Holešovice)方面は、帰るのがなぜかうまくゆかず、結局、歩く羽目に・・・。これはヴィシェフラドの方は道路工事があったせいで、トラムでは運行変更が多い(当然、待っていても来ない・・・)。

市中心部も器用に走り抜けるトラム(Tramvaj)
市中心部も器用に走り抜けるトラム(Tramvaj)

国鉄、メトロ、トラム、バス(と初日のホテル送迎の自家用車)は利用したものの、使わなかったのがタクシー。チェコのタクシーはぼられることが有名なのだとか。被害に遭ってみないともっともなことが書けないのだけれど、そんな看板もあったくらいだから本当にそうなんだろう。

TAXI fair place
TAXI fair place

チェコの車

今ではもう、国内で見る外車、海外で見る日本車、のいずれも普通になったけれど、それでも海外旅行で楽しい一つが車観察。

チェコの純国産車はŠkoda(シュコダ)。近隣国にVW、BMW、オペル、ルノー、プジョー、シトロエン、フィアット、ボルボ、無論トヨタも・・・とライバル車は沢山ある中でもなかなかどうして大健闘。国内では半数近くのシェアを占めるという。愛国心が強いのかな? それとも関税のせいなのか。

チェコは石畳の上を走ることが多い

日本にいてもきこえてくるように、ヨーロッパでは機能的な小型車が人気という、そのとおりにハッチバックタイプの車が圧倒的だった。

日本にいて国産車のCMが欧州の石畳で金髪の美人が運転している・・・というのは本当に、技術では世界一でも欧米コンプレックスはどこまでも消えないなあ、と感じさせられるのだけれど、やはり欧州の町はあらためて車が絵になるなあ、と理屈抜きで納得せざるを得ない。

プラハ空港の展示車
どこまでも強いトヨタ
車も町も絵になり過ぎる
映画かテレビかのロケ撮影も行われていた
老紳士、婦人がこれまた絵に描いたような品のある優雅な微笑みをたたえていた


 

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