ミニチュアコレクションにしたいような広場、建物

中世の面影を残すスヴォルノスティ広場

チェスキー・クルムロフの中心、そしてシンボルは何といっても城であるけれど、城の美しさに倣い、肩を寄せ合うように並ぶ家屋の独特な街並みもまた素晴らしい。

ところ狭き地だけに、それぞれに振られた家番号で説明できる制度。ミニチュアサイズであれば蒐集コレクションにして机の上に飾っておきたいような、そのどれもが一棟ごとに個性豊かな美を表現している。

スヴォルノスティ広場
スヴォルノスティ広場 Náměstí Svornosti
を囲む家番号11、12、13

市の中心部、スヴォルノスティ広場。ピンク、グリーン、ベージュ・・・のパステルカラーが緩やかに流れるヴルタヴァ川のように柔らかなムードを醸し出している。

家番号は1は町役場。美しいウェブサイトのインフォメーションセンターが入り、ホテルやペンションの斡旋、各種公演のチケット販売、いえばバスのチケットも買えるなど、「ワンストップで何でもオーケー」な機能を有している。壁には中央上下にチェコ国とチェスキー・クルムロフの町の紋章、左右に17~18世紀の貴族エッゲンベルク家、シュヴァルツェンベルク家の紋章が描かれている。

町役場外壁の紋章
町役場外壁の紋章

広場に立つのがペスト円柱。ヨーロッパに比較的多いとされるのは、聖人らが疫病ペストから守ってくれる、あるいは犠牲者の弔いの意味があったか。

下の聖像の一体がフランシスコ・ザヴィエル。ザヴィエルについてはカレル橋の項で説明したとおり。ザヴィエルはサヴィエル記念聖堂が市中心部に建ち、サヴィエル公園も(僕の通勤経路に)あって非常に山口市にも縁が強いのだけれど、スペインでなくチェコで、かつプラハとチェスキー・クルムロフの双方で遭遇するとは思っていなかった。

ザヴィエル、キリスト教、カレル橋/世界遺産とビールの国、チェコ


スヴォルノスティ広場のペスト円柱
右側家番号11は人気のホテルZlatý Anděl(黄金の天使)

ホルニー通り

町役場を東に抜ける主要な通りがホルニー通り(Horní ulice)。(順序的には逆で)バスなりマイカーなりでクルムロフ入りした場合はこのホルニー通りを抜けて広場に向かう。

入口にまずペンションミシーディーラ(Penzion Myší Díra)バルバカーン(Penzion Barbakán)。宿泊先を検討中に最終候補に残ったいずれも人気のペンション。両ペンションともにヴルタヴァ川沿いという立地を活かして、一階分下りたところにあるテラスが心地よさそう。

町への入口に立つペンション・ミシーディーラ(左)とバルバカーン(右)

ここから広場までは聖ヴィート教会、ホテル・ルージェ(旧イエズス会寮)、牧師の家・・・等、主要な建物が並ぶ。今回、泊まったホテル・コンヴィッツェも・・・について次回。


 

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