迷える子羊のつぶやき 2002年4月

2002/4/6(土)

自分のホームページを持とうと、かねがね思っていました。

最近にわかに、その気持ちが高まってきたので、まずはホームページを立ち上げることにしました。ご覧のとおり、コンテンツは全くの未整備ですが、悩み出すとまた、きりがないのが羊です。straysheep、straysheep...

これから少しずつアップしてゆきたいと考えています。偶然にもこのサイトを訪れてくれた方、アドバイスがあればよろしくお願いします。また、同時期にホームページを作成された方、ともにがんばりませんか?

2002/4/7(日)

今日は、トップページだけ作って何とか、何はともあれアップロードさせるのが目標だったので、フリーウェアソフトのFFFTPのおかげで首尾よくできたときは、感動(^^)

アクセスカウンターはニフティの@homepageから借用。mailto:は買物時に何でもいいから、と購入した『これ一冊でわかる!! HTML』を見て挿入。

これから、10分でも日々、時間を見つけてアップしてゆきたい。

2002/4/8(月)

今日の夕方帰宅時から通勤ランを開始。

HP開設と、通勤ランと、4月の新学期だからではないが、何かを始めるのに意欲的になれる時期だ。ただ、リュックを背負ってはさすがにきつく、腰に負担もかかりそうだ。

3.2kmの距離は物足りないから、遠回りすることも考えたけれど、それならば、帰宅後すぐにリュックを降ろして普通に走った方がいいと思い直し、いつものホームコースに向かう。仁保方面、今日は玄答院までの往復。3.2kmはアップを兼ねたJOGと捉えれば、帰宅後に着替えてから走り出すよりも走り初めの気分の重さが回避できるという意味でいい。

何もしなければ、月間走行距離が100~150km程度にしかならない。今の生活パターンのままで、何とかRUNの時間を捻出するなら、少しの距離でも、少しの時間でも走らねば。

2002/4/9(火)

さすがに平日、仕事を終えて、走って、かつ、HPの更新はしんどい。

でも、今はこのHP作成、ゼロから覚えている状態だから、毎日、何がしかを覚えてゆけるのが楽しい。次は表をつくって、ランニング日誌あたりから、新規ページを追加していこうと思う。当たり前ながら、つぶやきばかりのHPではだめだ。@*_*@

2002/4/10(水)

昨日と今日は、久しぶりに朝夕冷え込んだが、朝夕の通勤路である一の坂川はもう、すっかり葉桜と柳の緑に覆われつつある。

入学シーズンに、桜ではなくつつじや藤を目にするのも今年の異常陽気のすごさを物語っている。季節が急ぎ足なように、自分の身辺もあわただしい。

このサイトを早く拡張したいと思うと、帰宅しての時間がダイヤモンドのように貴重なものに見えてくる。何かを始めるなら、何かを捨てねばならない。この頃、新聞を読むのも精一杯になってきたので、日経と朝日の2紙とっていたのを、朝日をやめようと思う。

考えてみれば、新聞は、あまりに記事が細切れで、かつ、整理されすぎていて、ものを考える意識を奪いさえする。ただ、毎日来るからという習慣で目を通し、細切れで一時的な情報を知ることで安心してしまう。

30分で100以上の事件やニュースに目を通せるのも利点だが、ひとつのことを深く追求して考えることが今、絶対的に不足している。

2002/4/11(木)

午前中2時間の年休を取って、市民手話講座の講師に出向く。

講師といっても、実技のそれではなく、「聴覚障害者の生活とろうあ者のコミュニケーション」について

説明するという、"講義"担当。今日が開講式の受講生の方々は、きっと、すぐにでも手話を覚えたい、手の動きを試してみたいと思って来ているはずなのに、初回からこんな話も興ざめだろう。

それは説明する方も分かっているから、心苦しい。あまり、重い話をするのも話していてイヤだし、かといって、手話を使うろう者、聴覚障害者の生活の実態や社会の中で置かれている状況を知ってもらわなくては、「何のための手話なのか?」という目的が分からない。

そうはいえ、まずは、きっかけがどうあれ、また、手話を覚えて何をするかという目的はあとからついてきてもいいから、何より、手話に興味を持って「やってみよう」という意思は嬉しい。じっと、こちらの話を真剣にみつめてくれる姿には頭が下がる。

4月は何かを新しく始めるのにいい季節で、カルチャーセンターや各種の行事も目白押しだ。そんな中で、覚えたからといってすぐに実用に役立つわけでない、自分のためになるわけでもない手話を覚えようとしてくれる人というのは、それだけで素晴らしい心の持ち主だと、思う。

でも、実用と遠く離れている手話は、僕もそうだったが、「誰かと話す」というコミュニケーションの本質を教えてくれる。手話に出会えたことは宝物にもなっている。受講生の方にも、がんばってほしいと思う。

コンテンツのひとつ、<RUNNING LIFE>に練習日誌を新たに付け加えた。

2002/4/12(金)

今日は、職場でなぜか、きこえない自分に対して、どうコミュニケーションするか、どう僕に伝えるのかという行為に、ごく自然な配慮が感じられて、不思議な気さえした。

何度も頻繁にメールをくれたり、また、さっと、筆談で対応してくれたり、と。今の僕の職場は、本課とは離れていて、毎日顔をあわせるわけでもないのに、違和感がなく、とても自然な対応だった。だいぶ、きこえない人間への対応に慣れてきてもらえたのだろうか。

とても嬉しいことだ。週末になると、睡眠不足も重なり疲れているが、出かける明日明後日に走れないので、今日は少しでも走っておきたいと思い、一汗かいた。

ここでも手話を学習中の職場のKさんに会い、あらためて妻を紹介した。

2002/4/16(火)

週末は香川へ出かける。中国四国ブロックスポーツ交流会兼定期総会。

楽しいことは確かなのだけれど、一方、夜は23:30~5:00まで会議。くたくたになって、体調を崩してしまう。今、ブロック関係は年間3回、事業を開催している。ブロックという広域で集まる機会は貴重だから、どうしても

会議は深夜遅くまで、徹夜に近くなることが多い。

runもできない上に、体調の回復にも数日かかる。健康面でいいことは正直、あまりないのだけれど、それでも、同障者が一同に集まることは滅多にないので、ブロック内外から大勢が集まって、にぎやかに過ごす。ここで5年間、委員長職を務めたが、今回、ようやく降りることになった。しんどい時期もあったけれど、いい勉強の機会を与えられたし、周囲に助けてもらった。

目の疲れがひどいので、月曜は眼科に行く。もう、充分、自覚していたし、処方もしてもらっているけれど、あらためてシルマーテストをしてみたら、かなり涙の量が少ない。一日中、PCに向かう仕事であるし、帰ってからもこうして・・・、活動関係も、メール連絡がほとんど。夜の会議はOHPの自己書き・・・。きこえない分、目の負担はとても大きい。

今、自分が走っているのは、せめて、心身の疲れを癒し、自然の中で季節の移り変わりを目で楽しみ、風を目に感じ、あふれる山口の豊かな緑で目を洗いたいから、という理由もとても大きい。

昨日今日の雨で新緑もまた、今年はとても早く勢いづいている。

2002/4/17(水)

昼休みのRUNは2日続けての今年最高タイム。この時期に調子の良かったのは2年前で、そのときよりもさらにいい。6年前に出した記録にかなり近付いてきた。

しかし、今になって、体調が回復し、調子が上向いてきたのも皮肉なものだ。短い距離のスピードを重視している時期だから、単純に比べられないとはいえ、12月~2月のレースシーズンにこの調子だったら・・・。

昨日、福岡の友人から、以前約束して随分と待っていた焼き物が届いた。結婚祝いとして、である。友人と共に暮らしている彼女のお父さんの作ってくれたもので、御飯茶碗、湯呑み、大皿、小皿・・・のかなりの詰め合わせで驚いた。

彼女のお父さんというのが、教職の傍ら、陶芸を始めたらしい。本当に好きになって、窯を求めて家を変わったくらいなのである。趣味の域を越えそうな、でも、陶芸というのはそこまでしないとだめだろうし、そこまでしたくなるものだろう。こんな具合に、自作したものを誰かのお祝いに贈れるというのも素敵だ。

「ものを創る」ことの喜び、尊さというものに憧れる。

2002/4/18(木)

RUNの話題が続くが、3日続けての記録更新。ついに、6年前に出した時の17:02から、16分台に突入する。

6年前、身障者体育大会に向けて燃えていた時だ。20代最後の年でもあった。たかが昼休みのランニングとはいえ、体調のいいことがタイムで裏付けられるととても嬉しくなる。

RUNのことならこうして、毎日でも話題に事欠かないが、大切な、「音のない世界で」のサイトも始動させねば。本当は、こちらの方が大切で、自分の存在を決定付けているものだ。

2002/4/19(金)

日々のHP更新も簡単ではない。

ある程度まとまった時間がないと、コンテンツの掲載も一向に進まない。今日は練習日誌にフレームを設定してみた。今は見栄えよりも、まず、内容を先に整備すべきなのだが・・・。

2002/4/20(土)

休日の、特に何もない日はコンタクトレンズを付けずに過ごす。

メガネもコンタクトもせずに走るとき、目に感じる風のやわらかさや、みずみずしい新緑の美しさが心地よい。

例年に比べ、2週間くらい早いだろうか。街の花や緑は、GWに目にするような光景である。

HPのサイト整備をせねばと思いつつ、今日もできず・・・。しかし、できれば本当なら、休日にはパソコンにも全く向かわずにいるくらいの方がいい。酒飲みには休刊日ならぬ、休肝日をつくるべきといわれるが、自分には「休眼日」が必要だろうから。

2002/4/21(日)

朝早く、下関に向かう。いっこうにやむ様子のない雨が気になったが、新緑は雨にぬれて一層、美しい。

競技後、一里山公園と火の山公園まで車を走らせてみる。午後には雨があがって、このとき、特に一里山公園から関門海峡、そして下関と門司の街並みのとても美しくクリアに見えたことが驚きだった。

その後、陽射しが出てきた時よりも、雨が上がった瞬間の空気中にちりもほこりも洗い流された視界の良好さだった。

2002/4/22(月)

街の緑は昨日の雨を存分に含んだまま残っているのか、蒸し暑い一日となった。

久しぶりに、1時間ばかり読書の時間を得る。さて、これから読むぞという瞬間は至上の喜びのときだ。

「現実生活に友だちがいない人にも、唯一友人を準備してくれるものがあるとすれば、それは書籍だ」(幸田露伴)

の一節が表紙にもデザインされている「読書からはじまる」(長田弘)、「ぼくが読んだ面白い本・ダメな本 そしてぼくの大量読書術・驚異の速読術」(立花隆)、「残る本 残る人」(向井敏)、「書斎のポ・ト・フ」(開高・谷沢・向井)、「リテレール特集 書評の快楽」と、読書論の類ばかりと、「Sydney!」(村上春樹)を縦断読書する。

それぞれに感じさせられる点はあったが、特に今、トップページでも宣言している自己の存在を確かめる上で、自分に大きな示唆を与えてくれたのが、長田弘のそれであった。

2002/4/23(火)

今年は春の到来も異常に早かったが、その続きでもう梅雨かと思うかのような雨続きの日々である。

日経新聞に元巨人の宮本和知投手の記事が載っていた。「子どもとつきあう」コーナーで、中2の娘とコミュニケーションの一つの手段として交換日記を利用しているという。

先日は、70歳代の老夫婦で、ご主人が、一年間毎日欠かさず奥さんあてに絵手紙を送り続けたという記事もあった。顔を向き合わせてのコミュニケーションとはまた違う方法で、親子や夫婦関係の深みを増してくれる。どちらも、ちょっとでも毎日、というところがいい。

この"つぶやき"も、そうした面が機能するようになるとまた、いい。

2002/4/24(水)

雨に濡れた後の緑はひときわ美しい。一の坂川と椹野川沿いを走って帰宅する。

今のこのアパートに住んで10年目。別の居所に移ろうという気になれないのは、山口のこの情緒ある景色の中を毎日、通勤できるからという理由が大きい。走ると、自転車では見落としてしまう野の花にも気付くことができる。通勤RUNの楽しみでもある。

さらに、仁保方面へ続く自宅からのランニング・ホームコースは田に咲き広がるれんげの匂いが香ばしい。これもまた、他では得難い、のどかな田園風景のランニングコースを失いたくない気持ちが年々高まってくる。

柳と葉桜とツツジの緑に覆われている一の坂川と椹野川と、春の到来が早かったように、今年は蛍の登場も早いのだろうか。

2002/4/25(木)

昨夜放映されたNHKの「私はあきらめない」が良かった。

長野五輪で銅メダルを獲った後、一転、腰痛に悩まされ、スケート選手生命を奪うに等しいヘルニアの手術を受けながらも、ソルトレークにカムバックするまでを振り返った岡崎朋美のストーリーである。滅多に見ないTVだが、字幕付きなのが嬉しい。

(なお、今日の記事によると、NHKは2007年に字幕付与を100%にする目標を1年前倒しして2006年度中に達成したいとのことである)

それまで、内田有紀似の笑顔のかわいい女子選手としか思っていなかったが、これまでに観たのとは違う、パーマスタイルと険しい感じの眉で出演した彼女は、それが似つかわしくなく、以前の可愛さが失われたように思えたのだが、淡々と話す彼女の話をきいていると、実は見た目と違う芯の強さというものがよく伝わってきた。

26歳で頭角をあらわした彼女が語るには、「自分のような(才能のない)人間には、練習しかない」のだ、と。オリンピックのメダリストをして、「練習量をこなさなければ、追いつけない」という、奢ることのない謙虚さといおうか、ひたむきさが強く印象に残った。

また、高橋尚子もそうであるように、結果を得る選手に共通する楽天的な面も。

「ヘルニアの手術をして現役復帰した選手はいない」ときかされても、「じゃあ、私が初めてになろう」と笑顔で言える強さと自信。

あり余る天分と資質を生かせなかった、聞き手の一茂との好対照が際立っていた。

「夢を夢で終わらせずに、現実のものにたぐり寄せてゆく、その過程を大切にしたい」という言葉も胸に強く響いた。カムバックは美談ではなく、彼女としては至極当然な、ただ、好きな競技にとことん打ち込む姿に勇気付けられた。

2002/4/26(金)

ニュースでは、今日(今夜)からGWの始まりなのだと言っている。

でも、今年はなんだか、そんな意識がない。GWだからと、心躍るような計画が特にない。昨年、一昨年と続けて出た萩往還マラニックにも、今年は出られない。せっかく、昨秋の旭GAMで70kmの部の招待券をもらったのに使えないのが残念だ。

研修合宿と定期総会が行われる、名古屋へ参加して、帰りは妻の実家の福岡にそのまま直行するくらいだ。どうしても全国から参加を集めようとすると連休中の開催になるのだが、それが自分にはつらい。GWくらいは旅行に行きたいし、また、『ランナーズ』で全国総合評価の一番になった萩往還の魅力も捨て難い。何を選択してもつらいということが多くなる。

それから、4月、5月は、各種団体の定期総会の開催ラッシュだ。もちろん、全てに出席する訳でないけれど、とにかく多い。活動に関するものだけで7つあるし、地区の自治会も陸上関係もある。その数、忘年会以上に多い。何かの集団(団体)に所属して生きていることの大変さをあらためて思う。

2002/4/27(土)

自宅にいるGWも、疲れる一日。

2002/4/29(月)

週日はほとんど車を運転しないのだが、この3日間はよく運転した。運転することが好きな年齢でもなくなったし、車高の低い車でかつ、腰を深く沈めるようなシートなので、かなり疲れる。日頃、二本の足で地道に走っていると、車の有するスピードや、それゆえ、一瞬の内にかなりの距離を進む機能とに身体が異常な違和感を覚える。

ドライブや車の運転をストレス発散とする人も多いが、自分には、逆にストレスの元になってしまう。身体が自分のものでなくなってしまうような奇妙な感覚に襲われる。

こういうとき、また自分は、走ることで身体をほぐそうとする。昨日レースを走ったばかりだが、夕方、特に汗をかきたくて、明日が雨になるという予報の生暖かい風の中、ブレーカーを着込んでいつもよりペースをあげて走る。汗の出のかなり少ない自分が、やや強引に汗を出させた後冷たいシャワーを浴びるのが心地よい時期にもなってきた。


 

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