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民具が語る先人の知恵
「がんぜき」と「てみ」と広辞苑 追い続けバージョン。
なぜかタイムリーに今日の中国新聞から──
周防大島町久賀の八幡生涯学習のむらで、石臼や唐箕(とうみ)など、昭和初期まで使われていた農具や生活用具を集めた企画展が開かれている。11月25日まで。
(中略)
唐箕を動かして脱穀したばかりのもみをわらなどと選別したりといった体験もできる
(2007/10/30 中国新聞山口版)
この「唐箕」って、まさに「み(箕)」、「てみ」のことだよね。
再び、箱詰めの日本国語大辞典の出番──。
- とうみ【唐箕】
- (名)穀物の実と、粃(しいな)・殻(から)・塵などを選別する農具。箱の内部に装着してある風車様のもので風を起こし、上から落とす穀粒を粃・殻などと実とに吹き分けるもの。とうみの。*俳諧・八番日記-文政二年(1819)9月「こほろぎのとぶや唐箕のほこり先」*田舎教師(1909)<田山花袋>「農家の広場に唐箕が忙はしく廻った」(方言)箕(み)。山形県西村山郡 [鳥取・飛騨・紀州・和歌山県]
こちらはこの辞典中でも滅多にない口絵付きで解説も詳らかに。
「がんぜき」や「てみ」が四国で使われていることばだから、大島を経て山口に・・・というのもあるのかな。
周防大島町は昨今、注目を集める民俗学者・宮本常一の出身地(旧東和町出身)。
もちろん、巨人学者の足元にも及ばないながら、郷土の誇る先人にならって、昔ながらの人々の暮らしや生活を学んでゆけたらいいね。
2007-10-30







