さよならヴィッツ

父の死から半年

9月の彼岸の最中に父が亡くなって半年。先週の彼岸もそうだったが、今後は彼岸ごとに感じる重みがこれまでと違うようになるのだろう。

85歳にして退院後もなお諦めず、死ぬ3日前にもこっそり運転していたくらいに好きだったクルマは、手を付けるのも躊躇われて置いていたのだが、気付けば年度末。少し慌てての本日夕方に処分。

家にいるよりも車庫や車の中で過ごす方を好んでいたので車内の生活感ある雑多な整理もあらためて寂しい思いにさせられた。9月にバッテリーを替えたばかりのようなのも今回、車庫を見て知った。本当にまだまだ乗る気充分だったんだな。本人のまだ乗りたい気持ちと、家族のもう止めてもらいたい思いとを、最期は秘密に無事に運転させてくれた、見えない力の働いたことを強く感じさせられもする。

抹消登録に廃車引取ではあるが、まだ充分に動く車。向こう(彼岸)の父に送り返したのだと思うことにしよう。

20160327vitz

 

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