アクセスカウンタの憂鬱

便利なカウンタ、されど・・・

ホームページの人気度を示すものと一般的に世間に認められているのが、来訪者数を表すアクセスカウンタである。

僕のトップページにも表示させている。今、開設1年半でようやく5千件を超えたところ。多いか少ないかといったら、僕自身は充分、健闘している方だと満足しているけれど、他のサイトに比べれば決して多くはない数字。うさぎと亀の差ほどに。

僕のこのホームページ(webページだろうがwebサイトだろうが呼び方は何だっていいんだけれど)は、開設当初からあくまで自分のために作ることを目的としてきた。掲示板を設けて多くの人が集まるコミュニティサイトの形をとっているわけでもないし、人気をとろうというものでもないつもりだった。でも、やはり数字が動くものは気になる。特に、同じように個人でつくっている別の人のサイトのカウントが自分のより一桁、二桁違ったりしていると、ちょっと打ちのめされてしまう。(“カウンター・パンチ!”)。今回はちょっとこのことをぼやいてみる。

カウンタの種類で異なるカウント数

気付いている人も多いけど、このアクセスカウンタなるもの、種類によって実はカウントの仕方が大きく違っている。統一したルールというものは無く、同じページに違う種類のアクセスカウンタを設置すれば、全然、数字も変わってくるような、割といい加減な置き物、飾り物。

まず、カウンタの初期値は必ずしもゼロで始める必要はなく、自由に設定できる。カウンタを変えた時の引継ぎだけでなく、「最初、カウント数が少ないと恥ずかしいなぁ」という見栄坊が、いきなり1万件からスタートさせることだってある。まあ、そんなことをする人は少ないと思うけど、アクセスカウンタの種類によってカウントの仕方に相当なばらつきがあることは確かだ。

アクセスカウンタは自分の契約しているプロバイダが用意しているものを利用するケースもあれば、あるいはネット上に、それこそ無料で提供されているものがゴマンとある。 ただ、どこの提供先も、どういう基準で1件をカウントさせる仕組みになっているのかまで具体的に説明しているところはほとんどない。あと、自作することもできるようだ。

ニフティのアクセスカウンタのカウント基準は?

僕も最初、この基準がどういうものか全く知らず(今も分からない)、他のwebページにアクセスした経験から自分であれこれ推測してみた。

  1. 同一サイト内でも、カウンタ設置ページに戻るたびにカウントする
  2. 別のwebページにいったん移動してから戻る(アクセスする)とカウントする
  3. webブラウザをいったん閉じてから再度開き、アクセスするとカウントする
  4. パソコンの電源をいったん切って再度立ち上げ(再起動し)てから、アクセスするとカウントする

僕のトップページに置いているのは契約プロバイダ・ニフティの提供しているもの。 このニフティ提供のアクセスカウンタは、1~4のどれにも当てはまらない。非常に厳しいもので、つまり、考え方としては(ダイヤルアップ接続は別として)ADSL等の常時接続環境では、

  • 同一人物が同じパソコンから見る限りは、どれほどページを移動して戻ってきても、ブラウザを閉じて再びインターネットに接続してからアクセスしても、新たなカウントとはしない
基準のようなのだ。

それで、開設当初は本当に「一日一件」(=本人のみ)という日々がしばらく続いた(T_T)。4.は考え方として幼稚で、ちょっと考えればパソコンの電源とカウント数が連動するはずはないのだけれど、翌日には一件カウントが増えていることから、どうやらニフティ提供のカウンタは、

  1. 同一人物の同じパソコンからでも「一定時間をおいたら」新たなカウントを付加する

ようだということが分かった。ただ、この「一定時間」がどのくらいなのかは今も分からない。少なくとも数時間~半日ではない模様。「日付が変わったところかな?」(これも幼稚な推測)と試してみたけれど、そうでもないみたいだ。恐らく、最初にアクセスしてから一日(24時間)経たないと変わらないくらいではないかと思われる。

それから、今は職場でも家庭でもLAN環境でインターネットにアクセスしていることが多くなっている。我が家(狭いアパート)でも、僕と妻とバックアップ用予備との計3台のパソコンをつなげている。この場合でも、それぞれのパソコンから個別にアクセスしても、僕のホームページのカウントは増えない。同時にネットに接続しているときだけでなく、それぞれが全く別の時間帯に見ていても、だ。これもちょっと厳し過ぎる。職場だったら、もっと多数のパソコンがつながっているはずだ。家庭内LANとはいえ、僕と妻とは独立した別個の主体性を持つ人間なのに、それでもカウントは増えないようになっている。ネットワークの仕組みについて僕は詳しくないけれど、ニフティはLAN環境下のIPアドレスで厳密に識別しているのだろう。

ゆるいカウンタ、厳しいカウンタ

ここまで厳しい基準のニフティ提供のアクセスカウンタとは違って、世間のアクセスカウンタには1.や2.のゆるい基準でどんどんカウントされるのがとても多い。それが一番、簡単に作れる仕組みのCGIだからなのだろう。大企業や官公庁といったお堅いはずのサイトも例外ではない。

でも、1.はいくらなんでもないんじゃないか、と思う。それだったらブラウザの「←戻る」ボタンと「→進む」ボタンをクリックし続ければ、それこそエンドレスにカウントされてゆく。そんな意図的なことは極端にしても、トップページに戻らないとサイト内の別のページに行けないようなつくりになっている場合など、サイト内の何らかのページを見てからトップページに戻る度に増えてゆく。

それでいて「祝・1万件達成!」とか「キリ番ゲットの方はご連絡ください」とかいうページに出会うと、同じwebページを作っている者として、ちょっと複雑な気持ちになる。「何だよ、だったら俺のこのページも10倍、数十倍くらいは行ってるんじゃないか」という気持ちになる。

亀の歩みでも

愚痴、言い訳になってしまった感もあるけれど、ただ、ニフティのこのくそマジメなところが僕がパソコン通信時代からプロバイダを乗り換えずにいる理由、信用できるという点でもある。 だから、ニフティのアクセスカウンタの「1件」は重い。アクセスカウンタの増加は、僕のこのページを訪れてくれた純増者なのだと考えると、とても嬉しい。マラソンと同じだ。近道はない。一歩一歩の積み重ね。

僕のこのページのアクセスカウンタの歩みは今後も遅いものだろう。今ある差はどんどん広がってゆくし、これから開設した人にさえもあっという間に追い抜かれてしまうだろう。それでも、ちょっとずつでも見てくれている人がいるなと分かるとやはり、嬉しい。大いに励みになるので、今後も地道に更新し続けられるよう、がんばってみたいと思う。


 

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