「生協の白石さん」の大学時代

大学時代イコール寮

デフリンピック出場記の続きがたくさん控えているのだけれど、早、ブレイク。本当に毎日、新鮮で面白い出来事がありブログネタに困らず、このせいで「未完癖」がつく・・・。

生協の白石さん (単行本)
生協の白石さん

昨日(2009/09/25)の日経新聞生活欄に、4年前に刊行されて話題になった『生協の白石さん』著者が登場されていた。僕自身はこのヒット作を読んでいないのだけれど、今回、白石さんが「学びのふるさと」として自身の大学時代の学生寮を語っている内容に僕も大いに共感し、懐かしい思いを呼び覚まされた。

いわく、「生協の白石さん」の愉快なやり取りも自治寮として寮の連絡事項を壁の張り紙にする、それを面白く書いていたことに遡るのだそう。たまり場の部屋に置いてある日誌には好き勝手に書き込んでいた、その内容を寮祭の劇やコントの脚本にもした。寮では何より「発想の自由」が求められていた。

バンドを組むのもスポーツをするのも寮生同士で、日夜行動を共にする生活でした。

「大学時代イコール寮」といっても過言ではなく、今の自分があるのは寮生活のおかげ。

まさにそのとおり! で、僕も懐かしい。壁の張り紙、寮祭、たまり場(談話室)、日誌(寮誌)・・・。このブログでも何度か触れているけれど、寮は非常に個性的な集団の爆発的な若いエネルギーの充満していた「濃い」空間、時間だった。僕も大学時代の友人はほとんど寮仲間であり、今もこのブログを読んでくれている、時々、ニヤリとしているはず・・・。

今の自分があるのは寮生活のおかげ

今はもう少子化や時代の変遷とで汚い、ダサイ、クサイ(?)学生寮は見向きもされないよう。大学時代に籍を置いた野球部からは今も部報が定期的に届けられていて、それには全部員の住所も記載されているのだけれど、みんな住所の末尾が「**-802」だとか「**-1512」だとかの、今は学生の一人暮らしでもマンションが当たり前のようで、間違っても「**荘」や「**寮」はない、20数年の時代の違いを感じさせられる。

白石さんが過ごしたのは信州大学の「思誠寮」。東大駒場寮の次に全国でも有名な寮かもしれない(?) 北杜夫氏がここで過ごした青春時代の実話『どくとるマンボウ青春記』を僕も大学入学後すぐ、自分に重ねながら読んだ。「思誠寮」にはその年の夏、信州を自転車でツーリングした際にも立ち寄って一泊した、阪大の学生らとも一緒になって歓迎してくれた寮生らと賑やかに飲んだ夜を覚えている・・・(昔の自治寮は外部の人間を数百円で泊めさせてくれた)。白石さんが今、40歳というのも、僕らの2-3学年下なんだなあと思えて親しみがわく。

松本市 旧開智学校
24年前に訪ねた松本市旧開智学校、日本で最も古い小学校の一つ

聞かれてもいないことをちりばめる文章ですが、書くことに抵抗がないのも、寮の張り紙の経験が生かされています。

実は僕も5年間の寮生活で結構、寮誌だとか落書きだとかノートだとかに書く方の人間だった。思い出しても恥ずかしいくらいの非常につまらない内容だけれど。僕は白石さんほどの才能がなかったので、今はこのブログで発散しているだけともいえる(笑)。


 

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