乗り合わせた船

法事ウィーク

暑かった日曜、父の三回忌を無事に済ませる。

実は一週間おかず、同メンバーの大半は今度は伯母の四十九日で参集。寺の彼岸の参会にも付き合えば、だいぶ忙しい九月。

ここ3年、急に法事が増えて、そうでもないとなかなか会う機会のない親戚に会って話をすることが続くようになったのは、それはそれでいいことかもしれないと思えた。

今、読みかけの小説。身体と心は別のもので、たまたま出会って乗り合わせた船のような具合で暮らしているという

「だからさ、生きているうちにちゃんと使うことだよ。せっかく今生で巡り会った身体の力をうまく引き出して、心に沿わせてやることなんだよ。俺はね、『幸せな最期』ってのは、自分の身体をちゃんと使い切って死んだ人に言うもんだと思ってるよ。金持ちとか出世とかそういうとおり一遍のことじゃあなくってさ」

とは、主人公の幼馴染みにして早物屋(葬儀屋)の弁。



 

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