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ぼくと一緒に歳をとる服。

インターネットは、物足りない。

9月の彼岸の日に掲載されたJ.PRESS の広告傑作選。期待通りその後、10月13日にvol.2、今日11月3日文化の日にvol.3と、週末や祝日に不定期連載が続いている。(今、3続きで気付いたが20日おきなのかな?)

ただ掲載はどうも日経のみのようで、ブログ上でもほとんど話題になっていない。日経読者層のブロガー率ゆえか、日経購読者にとってはブログに書くような内容でないせいか。

前回、村上春樹と安西水丸氏のことについて触れたら、今回はまさにその「夜のくもざる」が登場。前回は二人のことをあえて前面に出さない、誇示し無さがよかったのに、今回はちょっと露骨・・・な気もしたけれど、確かに今回も紙面ではタイトルも分からない、著者名もぼやけて見えなくさせている点に、さりげない意図がうかがえる。

紙面は秋色の構図にツィードのジャケット、と、決まっているのだけれど、いかんせん、最近は夏日の続いている11月。僕も今日は半袖シャツが気持ちよくてそのまま出かけたくらいだ。

ぼくと一緒に歳をとる服。


例えば、自分の顔のことを想像してみようか。

若いうちは、しわもない。生命力が無邪気に輝いている。

これが時の流れにあわせて、

ちょっとずつ亀の歩みではあるけれど、変化してくる。

陰影が出てきて、生き方を正直に映し出すようになってくる。

「男は自分の顔に責任を持て」などと言われるのも、このためだ。

顔を捨てたり取り替えたりすることはできない。

一緒に年齢を重ねていって、その時期なりのいい表情を

しているようにと心がけているしかない。

服だって、おなじではないだろうか。手に入れてから年月が経ったから、

流行に遅れているから、といって別れなければならない服でなく、

一緒に歳をとってくれる服を選びたい。

11月3日付け日経全面広告J.PRESS広告傑作選 vol.3
11月3日付け日経全面広告J.PRESS広告傑作選 vol.3

2011-11-03


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