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聖人伝説の都 黄金のプラハ
神秘を説明する他の言葉を探すとしたら、プラハという言葉しか思いつかない
昨日の夕方、1時間で100件近いアクセスが集中して驚いたチェコ旅行記中の1頁。
昨夕に放映された「TBS 世界遺産」が今回は聖ヴァーツラフを視点にしてプラハを取り上げていたため。もちろん僕も必見すべく録画しておいた。本当にこのブログも参考にしてくれたかな(!?)と思うくらい、チェコ、プラハの歴史の面白さ、街の美しさをあらためて再認識することができた。
「黄金の都」の名を持つプラハ。ヨーロッパで最もよく中世の姿を残す町として世界遺産に登録された。そこは美しい伝統建築で埋め尽くされて遠い昔にタイムスリップしたよう。
旧市街にそびえるカレンダリウムの9月28日に記されたのが聖人ヴァーツラフ。彼とともにプラハの町は始まったといわれる。
13世紀に建設され19世紀まで唯一の橋だったカレル橋に立ち並ぶ30体の聖人像。ここにもヴァーツラフ。
大聖堂を荘厳な光で満たす巨大なステンドグラスの数々。チェコが生んだ天才画家、ミュシャによるステンドグラスにもチェコの聖人達が描かれており、ここにも美しい少年の姿をしたヴァーツラフがいる。
カレル4世がイメージした理想のチェコ王国の根底にあったのが、創始者ヴァーツラフ。黄金時代を築いた王が自ら王冠を捧げるほどに崇拝した。
その城で暮らしていた意外な人物──フランツ・カフカ。「プラハは私を離さない」ユダヤ人街で生まれたカフカ、第一次大戦の暗さがにじみ出るような作品を多く残した。彼ほどプラハの精神をもっともよく表す作家はいない。
もしあなたがプラハを旅したら行く先々でヴァーツラフと出会うことでしょう。ときに勇者のように、ときに父親のように街角で人々を見守っています。
ある詩人はいいました。「神秘を説明する他の言葉を探すとしたら、プラハという言葉しか思いつかない」
2009-11-09









