障害のある夫をもつ妻の

指先で紡ぐ愛
指先で紡ぐ愛

盲ろうの福島さんとその奥様である光成さんを描いたテレビドラマ「指先でつむぐ愛」の興味深かったことを4年前にエントリしたが、今年が日本点字100年ということで、先日の毎日新聞に光成さんのことがまた取り上げられていた。


TVドラマは面白く見ることができた、感動もしたのだけれど、光成さんが障害者の夫を妻として介助する立場の苦労からうつになり、夫婦が一時、別居していたということは初めて知った。今、ネットで見ると、放映された2006年より2年遡る頃のNHKの番組で詳しく語られているのがサイトにも残っている。

これが"妻"の生きる道|NHK福祉ネットワーク

そのあたりの事情までドラマでは放映されていなかったように、感動を与えるのが目的であくまで「役者」が演じる民放のドラマと、「当事者」が本音を語る福祉番組の視点の違いが分かって面白い(もちろん、両方それぞれにいい)。

さて僕もこのパターンであるから、妻がその立場で通訳することの苦労や、日常生活で抱えるストレスや・・・もよく分かる。僕自身、同じ障害を持つ者同士の方が、あるいは妻も相手がきこえた方がお互いに気を遣わなくていいかもと思うこともあるが、どんな夫婦であれ全く気を遣わない(無関心な)ことはないだろうし、ストレスもあるだろう。基本的には、2人とも相手に対してかなりリラックスしている方じゃないかと思う(笑)。

盲聾という大変なハンデを持つ福島さんを支える光成さんの苦労は計り知れないものがあるはず、各人に事情は違うだろうからネットワークというのもいい方法だし、夫婦個人の問題とはまた切り離して通訳のあり方が考えられるのも当然。

きこえない者の場合、日常生活での障害、というようりコミュニケーションの手段、が何より問題になるので障害を持つ夫(妻)の・・・と一括りにしにくいところもあるかもしれない。それでも元々、同じ人間であるのだから色んなケースがあるのがまた当然。

僕自身は自分がそうだからかもしれないが、仮に今の場合でなければ(というのもなんだが)相手の目が見えない、耳がきこえない、障害を持っている・・・でも、全然、オッケーである。「次」を考える、というのでは決してなく・・・。


 

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