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ヤフーの障害者雇用

ユニクロの次は、ヤフー

前回、ユニクロの障害者雇用という新聞記事のことを紹介した。そちらは記者の主張が述べられたコラム的な解説記事としてであったが、今回、同じようにヤフーが新卒採用を大幅に増やすのに合わせ、障害者雇用をも増員するという、今度は純然たる情報としての記事が、6月4日付けの日経新聞に掲載された。

景気動向を反映する大手企業の採用情報は日常的に掲載されている。けれども、障害者雇用という、特殊で具体的な内容までもが見出しに加わることは珍しい。これまで、障害者雇用というトピックは、経済新聞の記事になりうる分野とは考えにくかった。経済活動に何らかの効果をもたらすもの、経済成長に寄与するものという視点で取り上げられる部類のものではなかったと思う。

それが、こうして今、日本で無視し得ない2企業について取り上げられるようになったことが面白い。ちなみに、僕が見た限り、朝日、毎日、読売の一般大手3紙で触れた形跡はなく、日経でのみ掲載されたこともユニークである。

成長企業ゆえの器の大きさ

ユニクロもヤフーも、ここ十年、ここ数年で瞬く間に業界のリーダーたる座を確保した、新しい市場をつくりだした成功企業である。そうした企業と障害者雇用という組み合わせが異色ともいえるけれど、逆に、古い既成概念にとらわれず常に新しいモデルを生み出し続けている成長企業だからこその話題であるとも思えて、うなずける。

ヤフージャパンの障害者採用サイトを見ると、各種の採用部門に加え、障害者雇用担当としての人事部門をも募集していることが分かる。つまり、障害者人事を担当するための障害者本人を求めているのである。このことからも、ヤフーが採用しようとしている障害者の数が半端でないことが分かるし、障害者の力を生かせるよう、障害者自身を積極的に人事部門に採用するという組織の積極的な方向が伝わってくる。さすがヤフー、器の大きさを感じる。



2004-06-07


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