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短し長し、一年間
一年前の異動で「短くもあり長くもあり、八年間」と題したエントリに倣い。
最後の一日も出勤するや新しい仕事が机上にかまえ、例により午前中は次々に駆け込みの案件が舞い込んでくる。夕方からやっと本題の残務に取り組めるときは嬉しい気持ちにさえなった。
もちろん、一年で出る僕と、普通に数年間、在籍して出て行く人、去ってゆく人とで重みが違うのは当然。しかるべき時間を残して最後、身の回りを片付けている姿は見るに忍びなかった。胸にきて泣けてくるものがあった。一年、一緒にいただけの僕がこうであるから、二年、三年同じ時を過ごした人はなおさらだろう。
最後はどこの職場でも全員を前にあらためて送別の辞がトップから語られるのであるが、いつものことながら、そうした大切な言葉をきくことができない、知り得ないのは何ともやりきれない。デクノボウのように立ちすくむしかない自分の立場がつくづくいやになる。
引き継げないまま終わったたくさんの仕事は、次の職場の席をしばらく空けて明日からも後任と一緒に取り組むことになろうけれど、ひとまずは今日で一区切りついた。終わった。一年は一年で非常に感慨深い。短か過ぎるのも名残惜しい。
日付が変わって帰宅する前、カレンダーをめくっておいた。「春爛漫のチューリップ畑をゆく蒸気機関車(オランダ)」。心も明るくなった。
春爛漫のチューリップ畑をゆく蒸気機関車(オランダ)
2009-04-01









