マンタリテ

連休中日の今日は会議。時間を間違えて30分以上前の一番乗りで到着し、やる気満々をアピールしてしまった。色々と考えさせられる延長で、今日(2011/03/20)の日経新聞中外時評に示唆を得たこと。

今回の震災で日本(人)に生まれた善意や優しさや思いやりや、共感や助け合いや連帯や・・・について、今、色んなところで語られているが、論説副委員長氏によるこのコラム記事では「マンタリテ」という用語を冒頭に紹介して説明されている。

マンタリテとはフランスのアナール学派が用いた社会史の用語で、日本では「心性」と訳される。ある時代の、ある集団の人々が共有する心の動きや、ものの感じ方。それが歴史の大きな要素なのだという。

スペルを調べてみると mentarite 。日本語で「メンタリティ」は定着しているけれど、ニュアンスはちょっと違いそう。

今回の震災が大きな歴史の出来事になるのは間違いない。それと同時に、あるいはそれ以上に、人々の心に通じ合うものが歴史をつくっていくのだという、スケールの大きさになんだかとても明るい希望を感じさせられた。

個人でも災難や苦難や、に対する心の持ち方がその人の歴史(人生)をつくってゆくように、日本の今からの歴史を、今の日本人の思いがつくってゆく。そういう言葉があるのだな、と思った次第。

No.280 特記"3.11"と我ら日本人 (1) (記事全文が掲載されています)

「3・11」とわれら日本人
「3・11」とわれら日本人

 

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