研修二日目

きこえないなりに受けている研修。

音声情報がゼロ対1万の差でも、がんばれば視覚情報に頼って、あるいは想像力をフルに働かせて本質については追いついてゆこうと努力し、現にできている部分も決して小さくはない。

今回の研修内容も4月からの現場で立て続けのニーズをこなす中でいやが上でも自ら学び、必要に迫られて既にだいぶ身に付けていた部分も大きい。

独学でもカバーできる部分はどんな分野でもあるけれど、ただやはり、教えを受けることが手っ取り早いし、プラスアルファというか、たとえば独学で限界のあるところ、テキスト等の視覚情報に現れない周辺の事情、かみくだいた詳細な説明、脱線、余談、ヒントにちょっとしたコツ・・・も大切。

きくというのは、そうした予想しえないことまでもがどんどんと耳から入ってきて、今でいうところの脳科学論、脳を刺激し、シャッフルし、1+1が3にも5にもなること。

きこえない者の思考や論がどうしても視野の欠いた、独りよがりなものになりがちなのは、眼で追う情報はどうしても自覚性、主体性の強いもの(=自分の求めるもの)であるのに対し、聴者のように自分の意識外にあるものが「自然に」耳から入ってこない、自分の経験や知覚を変えてくれるような新しい情報に触れることが難しいせいもあるだろう。

そこを十分に自覚し、意識してカバーしてゆかないといけない。


 

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