働く広場 2015年5月号

hiroba201505
働く広場

職場では、障害者支援(福祉)の各種雑誌、また当事者の団体機関誌その他の資料が送付されて全員回覧されるのだが、特に興味深く読ませるのが雇用支援機構の発行する啓発誌「働く広場」。

今月5月号は最近、注目の高い「精神障害者の雇用・就労」が特集。職場ルポとして障害者110人の働く特例子会社が取り上げられている。面白いのは、精神障害者を特集していて、聴覚障害(者)のことも頻回に登場すること。

自身に精神障害のある女性は夫に聴覚障害があり、今は手話サークルに通っているという。精神×聴覚の組み合わせも面白いが、確かにお互いを思いやれてうまくいきそう。

他にも「休日は車いすの方や聴覚障害の人たちと風船バレーのチームで楽しくプレーしている」人、「手話も覚えて、ほかの部署の人とのコミュニケーションができるようになれば、会社の一員として溶け込めるのではないかと思っている」人のことも紹介されている。

一番、おっと思わせられたのは

すでに障害者の管理職が誕生し、聴覚障害者のリーダーと部下が手話で打ち合わせをするのは、当たり前の風景になった。

僕自身、とっくにそんな年齢は通過しているのだが、きこえる(聴者)ことを前提とする社会では職場をはじめとした色んな場で、それが特に不利にはならない他の障害と比べても、聴者を含めた集団で聴覚障害者がリーダーシップを発揮することはなかなか難しい(これは同障の全てがそうだろうが)。この特例子会社は社員の大半が障害者で、かつ聴覚障害者も多いようなので可能だということもあろうが、今後は、そうでなくても(仮に周囲が全員、聴者でも)聴覚障害者が自然にリーダーシップを発揮できるような世の中になってほしい。

働く広場 2015年5月号|高齢・障害・求職者雇用支援機構


 

  Related Entries


Message

メールアドレスが公開されることはありません。