外国人との付き合い方

置かれている立場

骨のある内容が毎週、楽しみな日経木曜連載コラム、豊田氏の「チェンジアップ」。 十日前の内容になるのだけれど、いつもと違う切り口に、それもまたトヨさんの見識がうかがえて面白かった。

大阪市職員の入れ墨調査とカブレラのそれとの話題で切り出し、最近、物議をかもしたマートンの言行を引いて、非は当然にあるが、しかし、「外国人選手の立場も考えたい」と。何かあれば外国人選手は日本人選手以上に批判されがちな、日本のプロ野球側にも問題があるのではないかと指摘している。

最後、かつてのローズの例をも持ち出して、「トラブルの背景には日頃から抱いている疎外感があるのでは」というくだりに、聴覚障害者も普段から味わっている思いが、日本にいて外国人のような宇宙人のような、あるいは透明人間のような、とよく例えられるのに符合している面があってうなずけた。

聴覚障害者も外国人に似てコミュニケーションに難があるがため人間関係をうまく築きにくいところがある。同じような言動ができないのに、それをわがままだとか性格に問題があるとか非難されがちだが、それは聴覚障害者のせいでも努力が足りないせいでもない。とかく無視され軽んじられ、「立場」が同じでないのに、多数者の論理に合わせるべく同じことを要求され。

積もり強いられるストレスはうまく解消しないとね。

外国人選手との付き合い方  :日本経済新聞

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