日本の、これから~納得してますか? あなたの働き方~

第1段階:議論の理解

今夜、「納得してますか? あなたの働き方」と題したNHKで3時間の討論番組。

好景気でも低給料、長時間労働、広がるワーキングプア、うつ、過労死、成果主義の功罪・・・等々のテーマをスタジオに集まった市民や専門家らが主に二択形式の問いに答えながら議論していく。

非常に興味深いテーマであるし、討論番組は好きなのだが、残念ながら字幕なし。生放送であるから、事前に準備されるテロップ等も一切なく、30分、目をこらしていても内容がつかめない。例によって、表情からどんなことを言っているのか、勝手に想像している。バカみたいでもチャンネルを変えずにじっと見つめている。

生番組でもNHKニュースには字幕が付くようになったし、できなくはないのだろうが、3時間の長さを支える力がないとか、あるいは生字幕だと誤変換や漏れも多いから、参加している市民やコメンテーターらの、いわば「発言を正当に伝達してもらう」権利(というのがあるかどうかは分からないが・・・)の保証ができないとかの問題もあるのかもしれない。

まあ字幕のことをとやかく要求するものでもないのだが、普段の仕事でもこういう状況だ、ということ。仮に番組に字幕が付いても生放送の字幕はどうしても今まだリアルタイムとはいかないから、1テンポも2テンポも遅れる。

以前、「行列──」が生放送の時、字幕は付いたけれど、画面の発言者と表示字幕が2人、3人ずれてしまうので、もう、全然、面白くなく、見続けることができなかった。もちろん情報を伝達しようと努力している人がいて、テンポが遅れても分かるだけいいじゃないか、贅沢だ、といわれればそれまでなのだが。

第2段階:議論への参加

でも、一度でも経験してもらえれば、贅沢な要求でなく、何とも間の抜けた、笑うに笑えぬつまらなさが分かってもらえると思う。

「太田総理、秘書田中」では、字幕も用意されているので見るだけなら楽しめるのだが、これが現実となると、当然「事前に」準備されているわけでなく、また、振り出しに戻らざるを得ない。

議論ではタイミングが大事だから。0.5秒遅れたらもう意見は挟めない。潮干狩りと同じ。発言が分かった頃にはもう口を挟む(貝)も残っていない。次の潮がやって来ている。

「納得してますか? あなたの働き方」と問われると、僕も考えることが多いが、番組の内容以前のところできこえない者は困ってしまう。仕事を見つけることが大変で、始めた後もまた大変で。


 

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