豪雨の中の断水生活

ないと困るもの

豪雨の中の断水生活7日目。

これまでが断水の経験などなかった、あったとしてもせいぜい1、2時間の、たいていは気付かないうちに終わっているような軽微なものだったから、蛇口から水一滴、落ちてこない兵糧攻めのような干ばつ生活に難儀な日々が続いている。

普通に耐えられるのは半日。一日で大きな支障。数日続くと苛立ち。それを増幅させるのが地域差。市内でも不自由なくじゃぶじゃぶ出ている地域もあるのに、何なんだ、この差は? 遅いなりに徐々に復旧が進むと同じ地域内にも差が。こんなところまで格差社会か。

この状況、何かに似ているなと思ったら、そう、きこえない者の置かれた立場。

水と音声情報。生きてゆくのに絶対、必要でかつ代替のきかないモノ。そして普通、それを得るのに特別な努力を要しないモノ。

給水ポイントまで水を取りに行くのがまた結構な労力を必要とし、一度に運べる量なんてたかが知れているだけに重いポリタンクを抱えて一日に何度も往復を余儀なくさせられる、こんなときクルマを持たないお年寄りらは大変だし、そういった弱者の住む団地ほどエレベーターのない4階、5階まで昇るのは相当しんどいだろうな(無理なんじゃないか)と胸の痛む思い。

断水生活1週間
断水生活1週間

耐えられるのは半日、と書いたけれど、そういう状況に追い込まれればイヤでも耐えざるを得ない。でもこれが一生続くのだとしたら・・・。周囲は不自由なく手に入れられている状況で、それのかなわない少数者のいる現実。

余録:復旧見込み

期待しては裏切られる連続。最初、僕の住む地区は先週金曜には復旧するとの公表だった。市のホームページでは、なんでわずか一行の復旧見込みを知るのにいちいちエクセルファイルかPDFを開かなきゃいけないんだ? と思いつつ、いつの間にか金曜の復旧予定文言は消えた。明日火曜こそ最後のはず──と信じて我慢してきていたのだが、また延びる「らしい」。

「らしい」=そんな情報は元々きこえてこないのだが、唯一、確かめられていたホームページからも復旧見込みを知らせるページがさっき見ると忽然と消えていた。・・・今、見ると「今月末まで」となっていた。風呂はまだ遠い。


 

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