診察 風は止んだ

10日前の金曜になるけれど

診察とマッピングで病院へ。Dr.とは手術後に音入れに立ち合っていただけたり、別の会合で一度、お会いしたのと、時々、STさんを介してのやり取りもあったりするのだけれど、基本的には手術が終わるともうお会いすることはない。

次々に新しい患者と向き合い、また、ご自身の研究もあり、で、Dr.の5分は自分の1週間分くらいの価値でもおかしくないと思うから、予約時間以上に待たされることは覚悟で15分前に出向いたら、逆にすぐに呼び出されて本来の予約時間にはもう終わっていた、5分の診察で済んでしまった。

最初の診察と手術までに恐縮するくらいに非常に丁寧に説明をもらえていたが、今の自分はもうそんな必要は全くないので、5分の診察の方が僕にも嬉しい、僕の分の時間はその分、新規の患者に回るのだと分かるから。

その分、STさんのリハビリの方が随分、待たされて、まあでもこれも僕なんかより小児患者の方が長くなるのは当然ゆえ。久しぶりにマッピングして新規プログラムを追加。前よりTレベル(小さい音の聞こえ始め)値が下がったということで検査上、それはよいことだけれど、さて実際は? の、マッピング後は少し違った感じ。

この日は別の病院や役所やとずっと車での移動だったのだけれど覚えのある曲が流れなかったので ── の標題は映画「64 ロクヨン」のエンディング曲。

こうした新しく初めてきく歌の場合、自分がどうきこえているのかは記憶にある曲のように頭の中で比べることもできないから、あとはもう自分の主観がどう判断するか、感じるか。当然に限界、制約のある聴覚で、本来の旋律や音色まで理解できているわけでないという客観的事実はこの際、枠外に押しやり、これからは今の自分の聴覚がどれだけ、その音を楽しめるか、の音楽。

この歌のようにスローで伴奏もうるさくないような歌だと耳に新しい曲でも分かりやすいし、ステレオ音響の立派な映画館だとなおさら。ただ、今のところ数回きいただけでは曲調の方は淡々と感じられるのみ(淡々だろうことの分かる中でのツボというか、が)。詞の方は、まさにタイトル部分がいいなとは思えるのだけれど、いつか曲の方も感じられるようになるだろうか。



 

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