私の履歴書 赤松良子

無休のまま気付くと年の瀬

大晦日、元旦とに引き当てた夜勤が象徴したように、去年今年を貫いたのは、程度も年々増すひたすらな仕事。

読みながらふと励まされたのは、年のラスト12月を締める日経連載「私の履歴書」の赤松良子氏。旧労働省で男女雇用機会均等法成立に尽力し、女性の社会進出環境を切り開いてきた方。

女性と障害者の差別ということは元々よくいわれることで(両方は複合的とも)、また国の法律と地方の条例と、というところに通じるものが有り、もちろん、単純に同列なものと思うつもりもないが、その過程にかかる多大な労力、360度の関係方面との調整、成立の果実のためには妥協せざるを得ない現実、それゆえにいちばん奮闘したその人がいなければ何も始まらなかったところが、逆に猛烈に批判非難され・・・というところには同調する思いが強く。それでも耐え忍び諦めず。

自分も難しくなればなるほど、労力が理解評価されるわけではなく、四面楚歌、常にサンドバッグ状態にして罵倒(面罵)されるのもしょっちゅう、これが業務の1/10であり他にもたくさん・・の心身壊れない方が不思議、な、もっとラクで愉しめることもたくさんあろうのに・・の日々。

筋金入りの仕事人、というのは今の時代には逆行するところもあって全てが支持されるものでもなさそうだが、「壁に阻まれるも持ち前のガッツと知恵で立ち向かう」歩みというのはどこかに求められることでもあろうし。

自分も後年どんな思いで今を振り返るのだろうとふと思う年末でもある(が、来年もずっと続く。。)。

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