地元FMが昭和フォークを
流す番組で、オフコース4曲、しかも同じアルバム(1980)曲、という珍しかった回。リクエストされた選曲のトップがアルバムラスト曲の「きかせて」で、番組ラストがアルバムトップの「時に愛は」。順当にはそうなところ、そうしなかったところにアルバムの妙があるのかな・・。
ラストの方は、まさに自分が「そういう」時だった当時(1989)に友人が「わざわざ」聴かせてくれた(LPレコードで)。五臓六腑に沁みたというか・・の想い出。
オフコースが好き、というのはもちろん沢山いるだろうし、の中、その数ヶ月後くらいだったか。大学の正門前にコピー機だけを十台くらい無造作に置いた店、というか元民家の一室があって、そこのバイト店員の子(学生には見えなかった)がラジカセでオフコースを聴いていて、これがいつ行ってもオフコース、というくらいに相当好きそうで、カセットテープをひっくり返し、入れ替えて、の没頭ぶりだった。
正門前、といっても一車線の細い通りで(反対側の北門の方が幹線国道に面している)、彩りのあるわけでもないのに、32年前に「・・」が流れていた、ということまで不思議に覚えている。