恋の出口と近況と

夢だけ置き去りに

海響前の10月末頃から、元々の忙しい日々がさらに立て込むようになり、この1ヶ月は就寝が1時、2時という毎日。更新も走る方もゼロで申し込んでいたレースもDNS、の仕事の方でもっぱら揉まれ鍛えられ、のそれはそれで楽しく充実した日々。

さて、先週、クルマを走らせている中、ふと「順子」(1980)が聴きたくなり、ざっと初期の長渕剛を聴き直した。

長渕のことは3年前に「逆流」(1979)のことをエントリしていて(一歩前のこの道を..)、当時、よく覚えていたなと書いたが、よく考えてみれば「順子」がヒットしたからこのアルバムを聴いたんだなと今さらに腑に落ちる。当時はシングルにならなかった「乾杯」(1980)も中学生ながらに友人と強烈に感動し合っていた、そんな2作のアルバムも含めて当時は友人からの録音できいていたことを思い出す。先週の行列に登場していた甲斐よしひろもそんなエピソードが紹介されていたが、自分の若い頃も音楽は大半が友人経由だったな。

今はYouTubeで聴けるとはいえ、まとまったものがCDで聴ければとAmazonを探すが、初期の名曲をカバーするめぼしいベスト盤はなく、5年前の4枚組は、レビューにもあるように、順子B面のもう一つの名曲「涙のセレナーデ」がない! 信じられない! ちょっと飛んで「孤独なハート」(1984)も漏れている、残念!! 等々。。

「孤独なハート」は、前作「GOOD-BYE 青春」に比べると音楽的な価値という点では落ちるんだろうけど、これはこれで秋元康作詞(もちろん当時は知りようがない)の詞にあった軽快さ、この詞によくこんな風に載せたなと思えるテンポがまた才能なんだなとこれも今さらに思う。

・・と、中高の想い出が数珠つなぎに蘇ってくる中、「GOOD-BYE 青春」(1983)は、TVドラマ「家族ゲーム」が毎週、翌日のクラスでもちきりの話題になっていた、当時高2の自分達にはとても大きな、世相とでもいうような出来事だった(と思う)。

36年前! のドラマでも割とよく覚えている、三流大学生で家庭教師役の長渕の、当時はまださわやかさも残っていたし、笑いとちょいヤクザなキレと、のかっこのよさに誰もが憧れたと思う。兄弟の慎ちゃんにシゲ、を固める脇も豪華で、今はもう鬼籍に入られたママ(白川由美さん)と、毎週壊れる自転車がツボだった伊東四朗氏。実際の彼ら兄弟も慎ちゃんが僕らと同い年の当時高2で、シゲがひとつ下で、と、それであんなにドラマに夢中になれたんだなと思う。

ドラマは、決して笑いオンリーでもハッピーエンドでもなく、思春期特有の難しさや家族の問題や、ちょっと陰があり悲しみがあり、というようなところがまさに主題歌の曲調に通じるところがあって、(確か)毎回のドラマの最後で長渕が一人、居所不明? の下宿に帰って行く、立ち去って行く中で流れ始めるイントロの、なんとも切なさと悲しみとをたたえていた。。

あのエンディングのシーンが印象深く忘れられないドラマだった。そんな「GOOD-BYE 青春」に「順子」と、あらためて名曲だなとしみじみ思う。。のは年取ったせいかな。






 

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