せつなさはモノローグ。

止めた愛

少し前、急に中森明菜が聴きたくなったので繰り返し聴いている。

中森明菜のシングルヒット曲は(主に初期の80年代前半)どれももちろんよくて、1曲1曲がそれぞれ当時の懐かしい想い出とともによみがえる彩りの深いものなのだけれど、強いていえば個人的に好きなのがデビューシングルの「スローモーション」と成熟さ増した頃の「飾りじゃないのよ涙は」。ともに本家の来生たかおや陽水や、のCDは残っていたのだけれでやはり明菜も、ということで、これまた35年ぶりにじっくりときいてみると、35年の歳月が人を変えるのか、秋深き季節のゆえか、今はスタンダードに「セカンド・ラブ」にしみじみ。

これも1982発売、1983年にかけてのロングヒット。当時、多感な青春期なりけり。でも、当時は歌詞はしっかり記憶に残っているのに意味まで吟味していなくて「動かぬように止めたい」のところ「止めた愛」だとずっと思っていた・・・ことに今回歌詞カードを見て初めて気付いた(笑)。

後から振り返るから気付けることで、最中に身を置いていると意識しない、本当にデビュー半年、3曲目にしてすごい歌だと今は思う。3曲の色が違うのもまた。せつなさが3変化する、最後は体言止めに「モノローグ。胸の中。」というのは、なかなか普通にはいえないなぁ、というところにもシビれている。



 

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