装用者(児)の縁、5日 9年

金曜のマッピングは

STさんがインフルエンザにかかってしまっていたため2ヶ月半ぶり。オプション品を試したい別の装用者がいるが、貸出希望が多くてメーカーからの順番待ちが長いらしく、僕のを「貸してあげられないか」と頼まれて、手術の半年違いくらいの方と時間を合わせて。

といっても、その話自体が延期になっていたせいで既に5日前にお会いしており、順番を待っている間に色々と雑談。装用者とは打ち解けるのが早い、というか自分が図々しい(馴れ馴れしい)せいで、2人のお子さんの通学や進学が大変とか、出身は同じようだとか、STさんも割と意図して装用者同士を会わせようとしているところあり、必ずグループでやっておられる方もいるし、今回も待合の場で当事者同士の交流とリハビリとになった。

順番が終わって出てきたのも中学生2人で、こちらはそれぞれにお母さんが付添。一人は僕が9年前に聾学校で話をしていたときのことを覚えておられていて驚かされた。中等部の生徒を対象にした授業の時間だったが、当時、まだ幼稚部だったお子さんの保護者であったが希望してきかれていた、非常に光栄であり恐縮であり。

本人の子の方とも少し話ができたが、障害をもっていても立派に成長しているのがよく分かる姿だった。通学は市外から電車、という。JRを乗り継いで、さらに駅から学校まで2km以上ある道のり、僕も仕事の研修やクロカン練習、それにセンターでの会議など、いつもあそこを通る度、支援学校の生徒らの歩いている姿を目にしているが、中学生の内から電車と徒歩とかなり時間のかかる、でも、それも得難い経験としていい修練になっている、それゆえの明るさたくましさが見えて頼もしかった。

お母さんからはまた話ができればと、僕も聴と聾との世界を経てきているので、彼の今後や進学や等々、力というほどのものでなくても楽しみに見守りたい。折しも進学、異動の時期。進級進学、異動に昇進、社会は障害のある身には、ない立場よりうんとたくさんの困難が常に付きまとうが、自身が障害の、またお子さんが障害の、と、それぞれに大変な(と口で簡単に言い切れない)身であっても頑張って歩んでいるのに力付けられる。開始時間遅かったので、帰宅は夜10時になったが、面白い出会いでもあった。



 

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