入院中。手術前夜

静かな夜

防府読売マラソンはTVで観戦。10名がエントリした陸上部員は県内トップ賞、3名が自己ベストで福岡国際、大阪国際女子の出場資格取得、他選手もそれぞれに大健闘大活躍。ネットで追う途中通過と合わせ、これほど興奮し楽しませてくれた大会は初めてといえるほど。ともに練習、レース、合宿に遠征…と楽しんできた部員の活躍はとても嬉しく入院中の僕も多いに力付けられた。

明日手術。人工内耳という、機器を通じて音をとらえるための埋込。

僕自身、失聴後はきこえない身で生きてきたのだが、わずかなきこえであってもゼロに比べれば良いことも間違いなく、一方で難もあることは承知で、の選択。

入院初日に外来を受診したとき、手をとりあっての小さな姉妹をみる。4、5歳のお姉ちゃんは愛敬よく周囲に笑顔振りまき妹にもやさしい。2、3歳と思しき妹の子の方はよくみると人工内耳をしている。もちろん本人にまだ自覚はなかろう幼さゆえの純真な目がひときわ可愛い。こんな小さな子もこれからを生きようとしているのだと、自分の方がとても勇気付けられた。

失聴前に入院したのが22年前。その後は絶望と挫折と修羅場との連続、紆余曲折? 七転八起? 誰しも人生は予想のつかないものだが、まさかの連続の今。今後も然りだろう、それもまた人生。節目であり岐路であり転機であり、の明日も長く大きな一日だ。



 

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