永遠のゼロ

理想-現実=課題?

一週間前のことになるのだけれど土、日、月が職場の実施する方の研修で、土曜日はその手伝い。翌々日、火曜は今度は普通に受ける方の研修を同じ場所で。

自分の受けた研修の事例研究が、まさに土~日の専門研修のテーマだった。大きな括りでは一緒の分野ながら、内容の少し重なったのはあくまで偶然。自分には現場でそれに当たる事業者の方らと、自分ら行政と、その視点の違いというのが意識されて面白かった。

それもあって事例討議は有意義だったが、前半の講師による講義が今ひとつ。大学教授による机上研修という性質上からもやむを得ない点はあろうが、講義内容があまりに「あるべき姿」としての理想論、総論に終始する形で、当事者でもある自分からすると、現実とはあまりに乖離した、絵に描いた餅のような空論が空々しい、上滑りに感じられてしきり。確かに理想を後押しするのが学者の務めであろうけれど、立派な論文や本を上梓しても、過程に沿うわけでも結果に責任を持つわけでもない学者は楽だなあ、と思わずにいられなかった。

講義の中で「あるべき姿(理想)-現実=課題」というようなスライドがあった。受験勉強やマラソンのタイム目標を達成するプロセスといったケースならまだしも、今回のようなテーマでそんな簡単にゆくものではないだろ、と呆れもした。数式のように割り切れるものでも、解の得られる公式があるわけでもない。強いていうなら、どうしても普遍性を持たない政治的、哲学的なものになる。そういえば、このブログの開設当初の主旨がそうだったな、と今さらながらに思い出す。


 

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