人事異動

自分には縁薄きお話。

定年制のある組織なので、辞めてゆく人がいる分、その空いた上席ポストに誰かが新しくつく。特別な昇進というより河の流れみたいなものだ。おおよその道筋は決まっている。希望通りにはゆかないかもしれないが、非常にたくさんの道筋が用意されている。

けれども自分には道はない。前、追いかける背中がない、ロールモデルがない、と書いたけれど、僕の前に道はない、僕の後に──というとカッコイイが決してそうではなく(笑)、堰き止められているというか、もうずっと行き止まりというか。

行き止まりの壁を叩き続けても傷付き痛い思いをするだけ。

定年を全うされる方の偉業に敬意を覚えるにつけ、自分にはまずできないと暗澹とさせられ、毎年、この時期は身投げしたくもなる思いだが、生きていれば何かいいこともあるだろう、と今年は随分と遅い桜を待つ。



 

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