研修二日目~外野席からの眺望

外野席から見えるもの

昇進後の義務研修2日間を終了。9年前の職位研修の方が2泊3日でもっとずっと厳しく濃密な研修だったが、当時の負担が大き過ぎたせいか? その後はそうでもなくなっている模様。その3年後の研修までは同期とも並んでいたが、今回、3年遅れると同職種の同期は誰もいず。さみしいね...(研修が3回に分かれるせいもあるし、もちろんもう同期云々という研修ではなく、後輩もいれば先輩の方も多いのですが)

ところで、これは研修に限らず思うことなのだけれど、僕らは結構、厳しい倍率の試験にパスして採用される職員という、一般には優秀な人の集まる職場ということになっている。けれども、その優秀さゆえというか、道を踏み外さずに真っ当なルートだけを歩いてきた脆さや純粋培養的なひ弱さがあるなぁ、ということをよくよく感じている。

一般市民の方の方がずっと強く感じられているだろうが、道を逸れたところ、普通には見えない、例えば弱者や社会の下層にいる人々のことに対して頭が回らない、視点が欠けている、あっても机上の仕事でしかなく内容が(当事者の意向の全く反映されないような)トンチンカンなものになりやすい・・・等々。

先日、エントリした子どもの貧困──日本の不公平を考える もそうで、他者の痛みを見ないまま(想像できないまま)放置している鈍感なところが僕らには非常に強い、という憂慮。

今回に限ったことではないけれど、研修二日間、受講生という内部でいながらフィールドに立っているような感じもなく、ベンチでもなければスタンドでもない、外野席から遠くわずかに「見える」範囲だけを眺めているような状況の中で、そんなあれこれを考えていた。

夏の盛り
夏の盛り

 

  Related Entries


Message

メールアドレスが公開されることはありません。