幸運に
自分も3年前大会を最後に何度か走ることができた。
ここ数年はエイジングもさることながら、練習できる環境になく、今週もほぼゼロ近く。この週末も金曜夜の午前様~4時間睡眠にて土曜午前イベント&午後から金曜の続き21時迄~日曜引き続き日中(まだ終わらず)・・といった感じが常態化している。
今日も大会の時間を職場で過ごすこととなったが、走るに走れなくなった時期に大会が幕を閉じることとなったというのも、自分にはまた巡り合わせかなと思う。
自分の場合、福岡は、市民ランナーの憧れる最高峰の大会、ということ以上に、大学時代の青春期を過ごした地、というのが大きく、レセプション会場の西鉄GHに隣接の大名小(その後、閉校)でバイトをしていたことに始まり、平和台陸上競技場ならぬ平和台球場でのリーグ戦、16km過ぎの六本松と30km前後の箱崎~香椎折返し沿線にあった学生寮生活、選手の疾走を最初数年は沿道で観戦し(伝説のレースとなった中山の氷雨の激走も)、後半2年は当時、大会を放映していたNHKのバイトもしたり(ただし、沿道でなく山の上で・笑)、卒業後十数年を経て(陸上部でもない&喫煙者だった)自分がよく走るようになったなと思う。
今も福岡はよく行く地とはいえ、入学後間もない頃、別府橋商店街で食器を買ったとか(笑)の小さなものから5年間の無数の想い出が走路のあちこちに詰まっていて、最初のキャンパスが跡形もなくなってしまったのと同様、このマラソンもあとは想い出の中だけで生き続けるだけ。いつか落ち着いたらゆっくり振り返りたいと思うが、今は唯々、幸運をかみしめている。
(4年前、71回大会)