物理療法 - 1

2000年刊三輪書店

2010/09/20読了、2010/09/25メモ

機器の原理・特性や治療方法等

物理療法 理学療法MOOK (5)
物理療法 理学療法MOOK 5

整形外科や各種治療院で受けるリハビリの機器。例えば今、通っている3つの整形外科では同じ症状に対して、受けるリハビリは機器も違えば内容も違う。

医師の確たる方針というより、単にその施設が持っている(備えている)ものを使っているだけというのは分かる。患者の側も、「あそこの病院(治療院)のはいい機械だから」と医師の力量というより機械の良し悪しで選ぶところがある。僕もこれまで漠然と医師(機械)を信じるしかないと受けてきたが(=選択肢はないので)、多少なりともその意図を知っておきたいと思い、図書館で借りてみた。

類書の中から選んで借りたというより、タイトル名で検索したダイレクトな結果によるもの。三輪書店の理学療法MOOKシリーズ中の1冊でNo.5に該当(ちなみにNo.14に「腰痛」もあり)。各章各節を現場の理学療法士あるいは整形外科医(特に前者)が担当する共編という形になっている。

理学療法MOOK 5 物理療法|三輪書店|医学書・医療関係従事者向け雑誌・DVDの通販

学校で使われるテキストなのか、テキストにはよくある形式で二十数以上の節をそれぞれに違う論者が執筆しているので、一冊を通して体系的に整理されているというのではない。「○○のテーマを与えられたので・・・」「うまく・・・できなかった」等の弁解もある。

具体的な臨床例をメインに解説された章、節が多く、あまりに個別的過ぎて一般に通じるものでないように思える点もある。とはいえ、個別例(点)から拡げてゆくしかないだろうことも分かるし、また、同じ症状でも患者によりけり、対象とする疾病の程度によりけり、という点の大きい分野ゆえに、歯切れの良い論で決め付けられない、普遍的な内容のテキストとすることの難しさもよく分かる。

もっと総論として整理された分かりやすい本もあろうけれど、ちょっと興味を持って無作為に借りてみたなりに、機器の原理・特性や治療方法等について、多少の知識を持つことはできたかな、といったところ。


 

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