海響マラソン

視覚障害ランナーも完走

昨日、下関で開催されていた第1回海響マラソン。TVのニュース、今朝の新聞、ランナーのブログ・・・から大盛況だった様子が伝わってくる。まずは皆さん、おつかれさまでした! 山口県に新しい市民マラソンが生まれて好評だったことは、一県民として、ランナーとしても非常に嬉しく誇らしい気持ちになれる。

視覚障害者の女子中距離日本記録保持者が初マラソンに挑んだことも大きな記事として扱われていた。

──の前半の伴走を務めたのが我が陸上部の現主将、S君。詳しくは彼のブログで。

海響マラソン伴走無事終了! - 孫悟空のキャプテン日誌 - Yahoo!ブログ

期待通り、新聞にも蛍光イエローのユニフォームが大きく載って、これまた僕らの組織として、また、陸上部としても非常に名誉な機会を授けてもらえたことを誇り高く思います。色々、苦労はあったことと思いますが、S君、本当におつかれさまでした。

その盲ランナーというのが、僕のこのブログでも2度、取り上げた中野さん。最初は記事に打たれて当時、ケガで沈んでいた時からの復帰を後押ししてくれたこと、2度目は、今年3月の障害者スポーツ表彰で実際にお会いできたこと。

そのときもマラソンの話は少し出て、「ホノルルくらいなら」と、でも42kmなんて距離をとても現実的に考えていなかったようなのだけれど、元が才ある選手。今回もわずかの練習、前半の相当なタイムロス、初マラソン、伴走者も初めて、コースも坂有りコーナーあり・・・の難コースの中で素晴らしいタイム。環境が普通に揃うだけで随分、タイムは違ったろうし、本格的に取り組めばサブスリーは確実、2時間45~50分くらい出せるのでは?(もっとかも)

その時のマラソン談義の中で周囲から「金子さん(羊)が伴走すればいい」という声もあって、「いや、でも声だけが唯一のガイドがきこえないとまずい(危険)でしょ」と当然の現実的な答えしか返せなかったのは残念なことでもある。

弘山晴美のコーチがダンナの勉氏(僕とも同い年になる)というのが有名で、ダンナも福岡国際2位の成績を持つほどの選手だったのに晴美を支える方に徹した、同様に、中野さんなら僕が自分の記録を目指すより余程サポートの方が価値あり、かつ、名誉なことである。もっともそんな間柄ではないけれど(笑)。

秋穂でも負けじと

それはさておき、こちらも話題に負けじと昨日、走った方のレース(浜村杯)で関連する話題2件。

トップグループ4人の内、結果的に4位になったのがこれまで中野さんの伴走をメインに務めてきた選手だった。名前は知っていたのだけれど、また、昨年、1位だったことも走っている最中はまだ気付かず。大学名の入ったランシャツだったから、てっきり現役大学生とばかり思いながら僕は走っていた。

おまけに怯ませるには充分な大学だった・・・のだけれど、中野さんクラスの伴走となると、それだけの力(レベル)が必要になってくる。練習環境や伴走者の確保や、もちろん本人の仕事や家庭や・・・と環境を整えるといっても大変なことだろうけれど、才能あるだけに周囲のできる限りのサポートがあるといい。

もう一点、秋穂のレースにも例年、盲人ランナーの参加があって「日本盲人マラソン協会山口支部」の幟を掲げてグループでやって来られている。他、障害者陸上の選手も多かった。

県内聾ランナーの方はなおも組織化が進まず(苦)。2年前のこのレースの完走記で「いつかチーム結成」と書いたものの、今回もまたS君と会ったきり。彼も来年は壮年になるので、聾人ならぬ老人化は着々と進行しているのだが・・・。一度は県内聾ランナーでチームを作って駅伝なりに出てみたいと思うのだけれど、夢、果たして引退までにかなえられるかな。


 

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 comment
  1. 孫悟空 より:

    今回はなんとか無事に伴走ができてよかったです。
    元気で明るい彼女の伴走をさせたいただくことで僕も今回は沢山の力をもらいました。
    また羊さんのHPに紹介していただき僕のブログの訪問者も増えました(^-^)

  2. より:

    マラソンに本格的に取り組んでみようという気持ちになられたのも、いい伴走だったおかげですね。
    僕らも抜かれてしまわぬように頑張りましょう!

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