マラソン最強軍団 ミラクルボディー

持久力の限界に挑む

NHKスペシャルのロンドン五輪直前特番、3夜連続「ミラクルボディー」を興味深く観賞。

第3回 マラソン最強軍団|ミラクルボディー|NHKスペシャル

血液や心臓の大きさや幼少時からの裸足での生活習慣や、はさもありなんと頷け、かつ、日本人選手としてはどうしようもないものでもあり。

着地の仕方は、かつての中山竹通もつま先で走ろうとしていたし、市民ランナー雑誌でさえ前足部からの着地論が新しいものでもない時代ではあるけれど、それにより(それだけが全てでもないと思うが)着地時の衝撃度が随分と違うこと、よって筋肉の動員量が増え、当然に疲労度となってくることは、僕自身もいつまで経ってもマラソン後に筋肉痛になるような初心者ランナーゆえに印象強かった。個人的には、踵着地で全然、OKと思っている自分なもので。。。

結果の裏付けがメインで、速さの解明までは難しい内容であったと思う。それよりもケニアンドリームとして家族の生活を豊かにさせられることの実映像、また、多くの選手が次のトップ選手を目指している部屋には成功した先人達の写真の切り抜きがびっしりと貼られ・・・といった映像の方に心打たれた。

感心するのは、今回のマカウ・キプサング・ゲブレシラシエとトップ3が進んで取材に協力し(第1回のボルトも)、こうした実験結果をオープンにすること。かつては競技選手が必死に情報を得ようとしたことが、今は市民ランナーも等しくこうした情報に接することができる点、着地のみならず世界がフラット化している潮流というか何というか、恩恵は市民ランナーの方に大きいだろうね。

キプサングは昨年のびわ湖完走記でも書いたように、ホテルのエレベーターで出会い、レース当日の朝は隣のテーブルで優雅にお茶を飲んでいた、身のこなし方からして、レースでの走り同様に余裕たっぷりな選手。身近に接することができただけに五輪も応援している。

完走記 第66回びわ湖毎日マラソン - 5 優勝キプサング選手の優雅な佇まい

マカウは日本では走っていない? と思うけれど、2006年福岡国際のゲブレシラシエ、また上記2011年びわ湖のキプサング、と市民ランナーでも日本人トップ選手のみならず、世界記録トップの選手とも同じレースを走れるのがマラソンの面白さの一つ。

追記(2012-07-17)
 着地の仕方による衝撃度の違い、に異論を挟んでみる

2011年びわ湖毎日マラソントップ集団 中央キプサング選手、後ろ中本選手
2011年びわ湖毎日マラソントップ集団 中央キプサング選手、後ろ中本選手

 

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