ケニアンドリーム 男子マラソン

ロンドンの前にも

今日のNHKクローズアップ現代は、ロンドン五輪、男子マラソンに挑む藤原選手にフォーカス。

常識を超えろ ~男子マラソン ロンドン五輪への挑戦~ - NHK クローズアップ現代

練習方法ひとつとっても実はオタクなマラソンの世界、藤原選手の独特の取り組みはひときわ有名なだけに、時宜を得た放映で興味深かった。

さて、ここではその内容でなく観点を変えて。北京五輪からマラソンの戦い方も変わった、ケニア勢のスピードマラソンを説明する金さんの解説の中で「ケニアンドリーム」という言葉が出たこと。

オリンピックに限らず、彼らにとって賞金獲得が大きなモチベーションになっていること自体は今さらの話題でもない。引かれたのは、10日前にちょうど僕もネットでデフリンピック関係のニュースを目にしていたから。

昨日、エントリしたように聴覚障害者スポーツでも世界陸上選手権というのが今月、トロントで開催される。それにケニア政府と国営銀行が1700万ケニア・シリングを用意しているのだという。

Standard Digital : Sports : Deaf athletics receives Sh17 million windfall

記事には金・銀・銅メダルへの報奨金額も明示されている。1ケニアシリング≒1円。ケニアの平均年収は30~40万円というから、メダルがほぼ年収分の報奨金。ちなみにケニアGDPは3兆シリング、日本は468兆円。ケニア政府の出す1700万シリングは日本でなら何億円? 豪快だね。

このブログでもデフリンピックで世界各国選手の獲得する賞金や職業上の地位や身分保証や・・・を何度か触れてきた。日本では認められない厚遇、これは日本のケチぶりというより、障害者=かわいそう、ボランティアされる存在、スポーツなんて生意気な・・・といった認識というか。

今回のケニアのみならず、他国でも時々、こうした話題のニュースは、僕も注意しているから、よく見かける。しかし、ケニアの話題がこうしてネットで分かるのに、今度の世界選手権も日本だとニュースにさえならず・・・。

ちなみに昨日書いたように、当初は予定されていたマラソンの種目外となったことは長距離王国ケニアの選手に最も大きな打撃だったろう。

記事にも言及されている、選手にとって選手権は来年のデフリンピック予選(選考)になっているだろうから、マラソンが無くなった分、余計にトラックは熾烈になるだろうし、来年のデフリンピックはさらに凄まじいケニアン・エネルギーが爆発するのだろう。


 

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