新記録の陰に復活したランナーも

僕の記録は全て彼がいたからこそ

昨日エントリした聴覚障害者マラソン記録、続編。


10000mでろう者新記録(当時)
2002年9月26日、仙台市宮城野陸上競技場

福岡国際マラソンでの新記録の傍ら、聾ランナーがもう一人、走っていた。「ランナーズ」のマイ・トレ他、色んなところで触れているので知っている方も多いと思うけれど、僕がマラソンに打ち込むきっかけとなった真人さん。

今回のマラソンの他に1万mでも記録が更新されたのだけれど、僕が6年前当時、1万mのろう者記録を出したのがろうあ者体育大会で、その時も一緒に走った仲。彼と一緒に走れたからこそ出せたタイムであり、彼と二人で出したタイムであることを記録の破られた今も誇りに思っている。1万もマラソンも、僕の場合、彼がいたからこそ、彼のおかげでこそ出せたタイム。いつもそのことを忘れずに言及している。

今後も競い合っていきたい

ところで、今回のマラソン新記録もさることながら、真人さんも見事なタイムでゴール。ここ数年はケガ等で思うように走れなかった時期が続いていた、昨年の福岡も途中棄権だった等、振るわない状態が続いていた中、今回のタイムはここ3年で一番、いい記録だという。

2時間34分08秒。43歳でなかなか出せるタイムじゃない。僕自身は27歳の新記録より、一学年上なだけの真人さんのこの堂々の復活に、過去のレベルにまで戻してきた記録の方に衝撃を受けた。しかも9月末の聾世界陸上で走ったばかりというのに(僕はその頃までは絶好調だったが、職場が今年、異動になった等もあって出場できなかった)。

彼とは昨年も今年も僕が欠場して会えずじまい。レース後も飲めず・・・で本当に残念しきり。

今回の福岡のレースでは3人が初めて一堂に会するだろうから、記念に写真を撮って帰るつもりでいたことも叶えられなかったけれど、今後も3人が集うことはあるだろう。まずは今回、走れなかった僕が次に頑張らねば! と特に真人さんの活躍に力付けられた。

レース後のメールのやりとりでも、若い選手の活躍に刺激を受けた僕らは、これで引っ込まず、「まだまだ僕らも」の気持ちが余計に高まった。「40代おじさんのパワーを見せてやろうぜ!」と誓い合った。


 

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