福岡国際雑感

Bグループ資格は2時間45→42→40→35分へ

今年から出場資格が2時間35分になったので出場していない今日の福岡国際マラソン。出場条件となるこの2年の僕のタイムが

2015年2月延岡 2時間35分57秒
2016年2月東京 2時間35分35秒

と、目の前で切られたクチ(笑) 福岡は大学時代を過ごした、コース途上にキャンパスもある青春の地なので思い入れも強いが、同時に自分は防府で育った人間でもあるので地元の防府読売マラソンを久しぶりに走る楽しみも大きい。・・・とはいってもちょっと悔しく残念なのが偽らざるところ。

(2時間30分は才能がないと難しいが)努力すれば到達しうるのがサブ40、とは前部長の言らしい、確かにそんなところもあり、ゆえに福岡にかける市民ランナーの思いは強かった。これまでの有資格者が増えたのは、今まで走っていた選手のレベルアップもあるし、マラソンブームで今まで走ったことのなかった選手が参入して裾野が広くなったことも大きいはず。単に走っていないだけで、走れば(練習すれば)速くなるだろう人はたくさんいる。

昔は割と物好きな人間が取り組む競技だった(もちろん、今でもそうだけど)。最近のブームは、世の中が平和になったからなのか、あるいはその逆で閉塞感が強まっているからかなとも思える。親の年収で子どもの進路が違ってくる、就職の一瞬でその後の一生が決まりがちだとか格差社会の拡大化といわれる。本人の努力が顧みられにくい時代に自分が頑張ったらどんな結果になるのか、努力の評価を確かめたいという気持ちが一昔前より強くなっているのではと思う。

就職できた会社がよかったからその後も安泰だとか、入社試験が一番だったからその後も出世が保証されているとかでなく、ずっと変わらない閉塞感でなく、昨日(去年)の栄光が今日(今年)には全く役に立たないことが当然の、その平等さが魅力の競技。労多くして功少なし、リスクばかりが大きく、のマラソンは頭のイイ人はあまりしない(笑)

平和台競技場外、特にBグループ控室となる、あのイチョウの黄色い落葉が師走の福岡の街を彩っていた・・・なんていうほどロマンチックでもない、踏みつぶされた銀杏の臭いと同じくらいに全国の走りバカ、真性バカの集まりが醸し出すクサさは、それもまた愛すべき空間だった。資格が35分になってしまって少しエリート化してしまったが、2時間45分に門戸を拡げて12年、きっとバカがまたじきにレベルを上げて追い付いてゆくのだろう。

20151206
昨年レース後
偶然ながら前列4人は皆、今年の福岡に出れなかった(or出なかった)今日の練習メンバー

 

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