腓骨疲労骨折 3

シンスプリントと疲労骨折

シンスプリントと疲労骨折はよく見分けが付きにくいとされるが、今回の僕は両方が一緒に、かつ同じ右足に発症したこともあり、すぐに分かった。面白いくらいに実感できた。シンスプリントのページで説明したように、シンスプリントが起こるのはほとんど脛骨内側(スネの内側下部)であり、痛みは「やや広範囲」に及ぶ。

一方、疲労骨折の場合、脛骨にも腓骨にも起こりうるが、痛みは局所的、限定的。一本の指で押さえた時にピンポイントに痛みを感じる(圧痛)。

脛骨疲労骨折

脛骨と腓骨
疲労骨折好発部位

発症例の多い脛骨疲労骨折は、さらに「疾走型」と「跳躍型」に分かれる(広くランニング型とジャンプ型と考えた方が分かりやすい)。

疾走型は内側、ふくらはぎ側に起こり、上部(膝下)と下部(内スネ)に起こりやすい。

一方、スネ前方中央に発症するのが跳躍型で、バスケット、バレー、ハンドボール・・・等に多い。治りやすい疾走型に比べ、脛骨の真ん中に起こる跳躍型は非常に治りにくいとされる。

診断

痛みがあってトレーニングができないレベルになって気付く。初期の段階では我慢できる範囲で続けてしまうため、治療が進まない。

初期にはレントゲン上で確認するのは非常に難しい。前述した原因に思い当たり、下肢に局所的な圧痛がみられたら疲労骨折を疑うことが肝心となる。最近ではMRIや骨シンチグラフィで早期発見が可能とされ、僕も是非、試してみたかったのだが何分、設備的、費用的(また時間的)なハードルが極めて高い。

レントゲンで確認できるのは、治癒過程で骨の再生、仮骨化がみられる数週間後となる。治った形跡として隆起、盛り上がりがみられることもある。


 

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