急性腰痛顛末記 - 1

相手するはずが相手にされず

それは8月15日、日曜日、お盆の日の出来事。

前日土曜に防府の実家に帰省して朝、墓参り。お墓もきれいに拭いてご先祖様の供養をしっかりと。墓地手前のお地蔵さんも撫で撫で(さわさわ)。お地蔵さんや神社の狛犬や・・・を見るとつい撫でたくなる他力本願な自分。

昼を食べたら帰るつもりでいた、その前に前日からリクエストを受けていた姪のテニスの相手。正月も同じパターン、そのときは「ソフトテニスなので充分に楽しめた」とエントリした、まだ始めて9ヶ月の相手ゆえに一丁前にアドバイスなどもしていたのだが・・・。

2010年新春/迷える子羊のつぶやき

「若さとは実にこのことなりけり」というような驚くほどの上達ぶり。本当、僕もテニスは遊びなりにやる方、今でもこれだけ走っている、5千mも15分台で走る身体のキレは持ち合わせているつもり(=慢心)なのだが、この時は右に左にいいように振られ、もてあそばれ、の始末。正月とはすっかり逆転して中2の姪に手加減されてしまった。もう誘ってもらえないかも・・・。

魔女の一撃

そんな訳で、確かに僕も6月以降、ケガや心身の不調もあって走っていなかったとか、ドイツビールを堪能しすぎて樽腹化しつつあるとかの要因も重なっていた、右のボールを追おうとした瞬間、電光石火な一撃が──。

面白いのは、ゴルフのスイングやテニスのストローク後に腰を痛めるのは分かりやすいのだけれど、このときはラケットを出す前、引いてもいない状況で激痛に襲われたこと。

「あぁっ!」(どころではない、実際は)と稲妻が突き抜けた後、数メートルよろけて片足ひざまずく(王子さまが姫にプロポーズする姿勢)。後(よく立ち上がれたものだと今では思う)、金網にへばりつく。王子さまが一転、コートに群がるただのスケベおやじ、はたまた動物園のサル。

金縛りとはよくいったもの。動けない・・・。「座れば」と促された椅子になど「絶対無理」で15分くらいへばりついたまま。「もしや、これがうわさにきくぎっくり腰?」・・・。でも重いモノを持ち上げたわけでも腰をかがめたわけでもない。「違う違う、あまりに急になった分、ちょっと時間をおけば、念のためアイシングすればすぐに痛みは引くはず──」なんて激痛の最中でも甘い考えを抱いていた。悲劇的状況に気付こうとしなかった、希望的観測とはかない幻想の中にいた自分。

続く

おまけ

ソフトテニスをやると手打ちになりやすい。肘から先だけで打つような、それでは硬式では通じないものになりがちだけれど、姪はしっかり腕と身体を使って「それなら硬式でも大丈夫」(=やるかどうかは別にして)と、これも要らぬ心配をしていた。ただひとつ──。

天まで届け

誰が見ても思うはずなのが、サーブ(サービス)のトスが高過ぎる! 僕なんかはリリースも遅めに打点よりちょっと上程度の、クイックサーブな方が安定するんじゃないかと思うのだけれど、姪のは「お蝶夫人か!」というくらいに思い切り放り上げる。それでもちゃんと入るところが(バレーをやったせいか)すごいところでもあり姪らしくもあり。試合でも堂々マイペースなのを見ると笑える。

「トスは低い方が」とつい野暮に言ってしまった自分を反省している。普通じゃないと修正されていたら今のイチローだってなかったし、何より中学の部活、自由に楽しくできるのが一番。今のところ矯正されず好きにやらせてもらえているようなのはありがたいと思う。



 

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