アキレス腱炎経緯録 1

いよいよシリーズ化しそうなランニング・エトセトラ「ケガ・故障」版。

一ヶ月以上、痛みに悩まされているアキレス腱痛について。最初は右に、そして今は左に。まだ完治はしていない最中ながら記録の意味で推移を書き残しておこう。

僕はこれまでアキレス腱を大きく痛めたことはない。多少はあるものの、数日すればきれいに引いてしまうものか、痛みはあっても走れる程度の軽症(?)であった。

よくトレーニング前後に壁に手をついてふくらはぎからアキレス腱を伸ばしているストレッチがあるが、僕は全くしてこなかった。もちろん、アキレス腱を意識してなくても膝の屈伸その他、ほとんどの動きで自然にアキレス腱は伸ばされている(使われている)、これまではそれで充分なストレッチだったのだろう。ランナーに多いアキレス腱や膝の故障は、僕には幸いにして無縁なものであると思っていた。

経緯

異変を感じたのが11月1日の朝。昨年、10月末日に臀筋を断裂させた忌まわしい思い出があるから、10月をひとまず無事に乗り越えたことでほっとしていた(中旬に数日、別の故障はあったが)。

ところが11月はどうも僕には鬼門の月。考えられるのは

  • マラソンに向けて10月から一気にトレーニング量を増やすため
  • 暑さを避けて夏場のトレーニングを抑えているため前段階の下準備が充分でない
  • 寒さが苦手で季節の変わり目に身体がうまく対応できない
  • 今年は職場も変わり生活のリズムも微妙に変わっていた

あたりが考えられるだろうか。

かくして今年もトレーニングに絶好の3連休初日でつまずくこととなった。右足に発症した痛みに思い当たることなく、まずいなと感じながら練習に向かうも予定の半分できず。翌日、翌々日のせっかくの休日を全休とする。それでもなお痛みは引かず。連休明け火曜、整形外科の診察を受けようとしたが、休日明けで患者多く断られる。別の所も同じ。

症状

場所(位置)はアキレス腱そのものというより、内踝の横から上にかけて

アキレス腱を伸ばそうとすると(足首を屈伸させると)シコリが感じられる

緩解~再発

診察に行けたのはようやく金曜、残業前に駆けつけて。受診後は再び職場へ戻って週末前の暗い残業をこなす。土曜、爆睡。日曜、おそるおそる走ってみたら痛みはあったが何とか走れたものの・・・。

翌月曜は勤務後にトラックで一人ペース走。2日続けては耐えられなかったか、翌火曜から再び痛み出し、また全休に。痛みがアキレス腱から踝の内側に移る。最初、医者が疑ったシンスプリントなのかもしれない。本当にアキレス腱痛なのかどうかよく分からなくなってきた。

リハビリ開始、一転レース出場

往々にしてアキレス腱痛が走ってはぶり返し・・・の痛みの長引く厄介な障害であることを身をもって知る。長期化を覚悟させられる。走るに走れない苛立ちが募るが、くすぶったままではいけないと思い、14日金曜からリハビリのつもりで職場地下のエアロバイクを漕ぐ。昨年も臀筋断裂の回復し始めた頃にちょっとやったことを思い出す。相変わらずバイクは思い切りきつい。土曜も市の施設を利用して同じくバイク漕ぎ。

16日、日曜。欠場のつもりでいた浜村杯10kmレース。諦めきれずに起床後、軽くジョグしてみてから強行出場。レースは何とか走り切れ、悪化させるのではと不安だった痛みも翌日現れずにほっとしたが・・・。完走記で記した

朝、また別の痛みが出て暗くなったが、

とおりに

逆側にも発症

今度は一転、起床直後に感じた左足の痛みが大きくなる。

今度は左の外スネ部。部位からして今度の方が疲労骨折かシンスプリントと疑われる。翌月曜、整形外科受診。レントゲンで骨には異常ないとのことでひとまず安堵。

しかしながら、同時に気になっていたアキレス腱の突っ張りの方が深刻で、数日経過し骨の痛みが消えた後も残る。再び走る方は全休となり、バイク漕ぎ、せいぜいウォーキングの日々へ。目標とする福岡国際がはっきりと厳しくなってゆく。

22~24日、11月二度目の3連休。昨年も経験していることで変な免疫はできてしまっている。河川敷の芝上でスロージョグ試みるが、やはり痛い。おまけにこの程度のジョグですぐに翌日は足が突っ張ってしまう。

症状

  • アキレス腱上部(ふくらはぎ下部)一帯が突っ張る
  • シコリが上下する
  • 押す、指でつまむと痛い

25~30日。改善が見られず変化に乏しい日々。かつ気分も沈みがちなせいか、一週間前のことでも記憶にない。

12月1日(月)~。せめて月が変わる頃には走り出せていることを信じていたが、なおリハビリ続く。右→左と続いていること、一見、軽症に思えて絶対安静としないことがかえって回復を遅れさせているのか、いったん落ちるところまで落ちた後はV字回復してゆけた昨年の臀筋断裂より回復に時間がかかっている。

6日(土)、福岡エントリー(一次コール)日。「今から向かえばまだ間に合う」と最後まで未練を抱えていたがタイムアウトし、欠場が決まる。夜、久しぶりに走ってみる。自分でも「こんな超スロージョグができたのか」と思うくらいに足をあげず、歩幅も広げずのペース。6分半/kmかかっていた。

7日(日)、昨年に続けてレース当日は好コンディション。これが他のレースならいざ知らず、自分にも妻にも「帰る」べきはずだった福岡の町を画面で見るのは何とも辛い。夕方、昨日同様のスロージョグ。最初のペースが昨日以上に遅いのに苦笑せざるを得なかったが、競歩に近い走りに慣れたせいか、最後までペースは一定で、6分/kmを切ることができた。

目標としていたレースが「過ぎた」せいで、走っていないけれど肩の荷が下りたような気分。スローペースでもジョグした翌日はやはりまだ朝から腱が突っ張り、痛みが少し出る。今度こそ走り出すつもりでいたが、雨のせいもあり同じくリハビリメニューを慣れた手つき(足つき?)でこなす。

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Dr.トリイ診療所 第20回アキレス腱の痛み

 

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