台北入り

今回は遅れて一人での現地入り。選手団一同のでないから集合時の昂揚感なく淡々と、ちょっと行ってきますという感じ。 そういえば11回目の海外も一人でツアーに参加した(ボストンマラソン)ことはあっても全くの一人での出国というのは初めて。変に興奮しなくて済むのはいいけれど、選手が集まっていよいよだというあの独特の気持ちの高まりを味わえないのは残念というか。 機内は8割方が台湾の人といったところで、ちょっと大阪に遊びに行ってきたという感じかな。機内の(現地)新聞の一面で、また台湾の現地TVでもデフリンピックのこと──もちろん地元選手の活躍──を伝えていた。「おーい、ここに一人、日本の選手が乗っているよ」といっても、さして関心はないだろうけれど。 入国審査で「もう一つ書類持ってないか」というようなことを問われて足止めを食らっていると、別の空港職員がやってきて 「デフリンピックの選手か?」 と、「おぉ! こんなところまで手話の訓練が行き届いているんだね」ときれいな手の動きで尋ねてきて、そのまま特別にホストしてくれた。普段なら「きこえないのか、困ったヤツだな」というところが、今回はちょっとVIP待遇。 本当は台北第一歩の地として空港にも早速歓迎されているデフリンピック・ロゴなんかを写真に収めたかったのだけれど、そんな無駄を許されずにタクシー乗り場へ。 Taxiはイエロー・カムリ。ずっと昔、卒業旅行でホームステイした先のホストファミリーがそうだったように、海外で一番売れた(売れ続けている)トヨタ車なんだろうね。 タクシーで移動した高速から見る台北の夜がきれいだった。 ホテルに着くとすぐに陸上の選手、監督に出会う。一人でやってきた分、ここで「おぉ~」「久しぶり」と感動。陸上は種目が違えばほとんど接点もなくチーム競技というところがなくて、特にマラソンとそれ以外、と分かれるところもあるのだけれど、そうはいってもやっぱり他ならぬチームとして強く通じ合えるのだな、ということを異国の地だけに再認識。

 

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