海響マラソン2013 逆ランパン

ウソ! な瞬間

エントリー区分ミス、電柱激突、そして極めつけは...ランパン逆履き疾走。

一気に園児レベルまで落ちてしまうが、今回、ランパンを前後、逆にはいたまま走ってしまった! いわゆる「後ろ前」。

1万人エントリのマンモス大会、雨、その他で慌てていたのかどうか。。。スタートブロックへの整列も遅れて慌ててること自体、いただけない。スタート15分前の入場閉鎖に間に合わず、Aブロック最後尾から周囲の選手には迷惑失礼千万に間をすり抜けてスタートライン前方へ移動。ご迷惑をおかけしました<(_ _)>

こうしたところで余計な気を遣ってしまうと普通にはいい結果は出ないが、最後尾スタートは免れて一安堵。何とかスタート8分前には最前列近くに到着。数分余裕が出たので、前屈したり腕立て伏せしたり、よりによって尻を強調するバカの上塗りかバカの極みか。。。既に気付く人は気付いたと思いますが、本人がやっと気付いたのは。。。

いよいよスタート3分前。いつものようにランシャツを「イン」して気合いを入れる。ぐるりとランパン内を一周する手が後ろにまわったとき... 本来、背後にあるはずのないウェストヒモに触れた瞬間の彼の心境やいかに...!!!

一応、左右を見る。当然に道路と歩道とは柵で閉鎖されている。着替えることはおろか、今さらこの場から脱出する手はずもない。スタートを待つ1万人選手の緊張が最高潮に高まり、道路脇を埋める応援も固唾を呑んで見守る号砲前、一人、呆然と立ちすくむ羊。。。「うーむ・・・」うろたえる素振りは見せず、腰に手を当て正面を見据えていたのは精一杯の強がり。

会場内の過去パネル。2年前大会のスタート前
会場内の過去パネル。2年前大会のスタート前。筆者右端
帽子、グラサン、ウェア、ソックス、シューズ。寸分違わず今回同じ(違うのは向きだけ)

まあ、覚悟を決めて走りきった訳だが、42km中、ずっと頭を離れなかったね(笑)。当然、インはなし(苦)

気持ちも後ろ向き

ランシャツなら(男の場合)特に抵抗もなく着替えられるがランパンとなると... しかし、普通には履き心地で気付きそうなものだが、これも慌てていたせいか。ようやっと気付いた後にしてみれば、確かに感触が違う。それだけ慌てていたというか気分が滑っていたというか、の興奮を鎮めてくれたという意味では良かったのかどうか。。。

前代未聞・・・というほどでもないが、僕は実は一度、こういうケースを直に目にしていたことがある。選手権というレベルの大会なのだが、陸上通には全国にも名の知れている、でも何となくそういうことがあってもおかしくなさそうな選手(というと分かりそうだが)。同じ種目にエントリしていて、このときは競技場外、30分前の招集時に分かったから良かった。確かその時は僕が「逆ですよ」といってあげた、笑うに笑えず、そういうことってあるものだな、と思っていたものだが、まさか我が身に降りかかるとは。。。

ともあれ、このまま行くことに覚悟を決めはしたものの、完全に気持ちは「後ろ向き」である。ランパンはその機能上、いかに足が回転しやすくなるかを考えて作られているのだから、その微妙な履き心地の違和感もさることながら、何だか足の運びに逆ブレーキがかかってしまうような...とは言い過ぎだろうけれど。

そんな自分とは対照的に1kmで横に並ぶんだみっちー。苦しそうで、なんでもスタート前トイレが済ませられなかったんだとか。みっちーは1km過ぎ(のトイレらしき建物に消えて、そうでないと引き返し)再び3kmのトイレへ。

そのみっちーに20km手前くらいだったか、追い抜かれてしまう。トイレロスは最低でも1、2分にはなることを考えると、みっちーの健闘(と僕の落ちぶり)が分かるというもの。みっちーがそこまで頑張れるのだから、僕も気になるならさっさと前半の道路脇トイレで履き替えるべきだったか。

5km前後で2度、後方からのグループに追いつかれたときも、すぐに離されて付いてゆけずじまい。既に気持ちが沈んでいたこともあるが、この日ばかりは集団の前方で果敢に引っ張って行く気には到底、なれない。そんなところに「後ろ前」な自分がいては集団の士気にかかわってしまうだろうから。。。

ご承知のとおり、ランパンはその構造上、前身頃と後ろ身頃とでは随分と布面積が違う。本来、前にあるはずの必要最低限の面積が後ろに回っているのは(・・・ご想像にお任せ)。まあ応援目には余程の人でなければ気付かないと思うが、後方の選手なら一発で分かってしまう。後ろの選手は見るでもなく前の選手の足の運び、腰から下には目がいってしまうもの。本来、前にあるはずのメーカー・ロゴマークが後ろにあっては選手も笑ってしまったろうね。

上下白のこのウェアはアシックスのロゴデザインも一昔前のものだが、9年前のデフリンピック以来の愛用着。今時、珍しい上下白のすっきりとしたシンプルさが大のお気に入り。ちょっと透けて見えるかどうかの危うさが魅力、の、今回は余計にきわどかったか。まあ、救いといえるかどうか、終始、降り続けた雨で選手は皆、ずぶ濡れになっていたし、前でも後ろでも張り付いてしまえば同じ(?)

御存知の通り、フォトサービスで後日、一般公開されてしまいますが、どうか見ないでやってください。

寝呆け羊
寝呆け羊

 

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 comment
  1. みっちー より:

    下関お疲れ様でした。そして年代優勝おめでとうございます。
    ランパンは羊さんが教えてくれなければ、気づきませんでした(^^;)。でもそんな状況でもあの走りですからさすがです。
    私は風邪でももうちょっと走れると自分に期待していたのですが、甘くなかったです・・・。

  2. より:

    みっちー、風邪、トイレ・・・その他との格闘でしたね。
    こちらもケガがまた出てしまっているところですが、お互い、年齢的にも常に万全とはいかないまでも何とかしのぎつつ、ベストを尽くせるように頑張りたいですね。
    福岡でまたお会いしましょう

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