福岡国際マラソンを終えて 人生も不屈で

転倒

ゴール前の競技場に入る時、道路から歩道に上がるわずかな、せいぜい5~7cmくらいの段差があるのだが、それに躓いて転倒してしまった。

普通にはそんな程度の段差なんて目にも入らない、これまでの僕も意識したことすらないのだが、今回の自分ははっきりと視野に捉えていながら、の失態。既に脚が死んでいたとはいえ、よほど足が上がっていないようで、海響マラソン前々日に電柱に激突したことも書いたが、今年はよくよく転倒する年だ。派手に転けたのはこれで今年後半だけで3度目。イヤでも衰えを自覚させられる。。。

紅いトラック

ここ6年のエントリはBグループながら競技場スタートの恩恵に浴していたのだけれど今回はBグループ本来の大濠公園スタート。ゆえに競技場に帰ってきた...というより踏み入れたときのトラック路面の燃えるような紅さには、これほどまでに、というくらいに感動した。

フィールドやコース区分に置かれているポインセチアと相まって、元々、この福岡の平和台の紅さには思い入れがあった、ちょうど所属する部誌でもそのことを触れていたばかりなので、いつ張り替えられたのか、記憶よりもずっと紅くなっているさまに「うおぉ!」っと声に出てしまった。

退場老兵、残る一足

部誌で部員8人が前後して福岡に出ていた数年前のことを振り返っていたのだが、年々、出場資格が狭くなり、ここ2年は僕一人のエントリ。──の上、DNFとDNSが続いていた。その今回、僕の最後の出場に合わせるかのように、この日、12月1日付け採用にして入部の新星が出走。

既にAグループからの出走、今後、どこまで記録を伸ばすか、の新星登場と老兵退場、まさに新旧交代の象徴になるはずの大会であったが、彼の練習不足もあり結果的には最後に僕が逆転。彼の華々しいデビューと引き換えにひっそり姿を消すつもりだった僕としても複雑な心情だが、何だか徳俵に一足、残ってしまった感じだ。

ナンバーカード 292

今回のナンバーカード292の語呂でいいものはないかなと思案していたところ

「腹痛?」なんていわれたときは「縁起でもない...」、実際、アップし始めでみぞおちに強い痛みが差し込んできたときは呪いたくもなったが、先に思い付いていたのは「不屈」。

困難に屈せず意志を貫く・こと(さま)。

折しもマンデラ氏の死去にあたり、日経コラム春秋子は世界中から尊敬を集めた氏を評して

マンデラ氏の95年の生涯を一言で評すれば「不屈」である。

と述べている。

人には忘れられない日がある。たとえば1994年4月27日。その4年前に27年の獄中生活から解放された75歳のネルソン・マ  :日本経済新聞

貴乃花の昇進口上に使われて有名になった不撓不屈。マラソンに最も求められる資質だが、転倒しても挫折を経験しても不屈の意志で這い上がる、そんな人生を目指したいものだ。


福岡国際マラソン 歴代優勝者の足跡
「体力 氣力 努力」 福岡国際マラソン歴代優勝者の足跡

 

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 comment
  1. 佐伯 より:

    福岡、お疲れ様でした。
    フルマラソン、福岡という舞台で羊さんの背中をみて走ることができました。同一レースとなるのは、確か3~4年くらい前の秋穂10km以来ですね。
    あ、それと新星の彼とは一緒に練習し、福岡へも一緒に行きました。県庁でも韋駄天ぶりを発揮してくれると思います。いろんな場面で、しっかり指導してやってください。m(__)m
    またどこかでご一緒できる時を楽しみにしてます。

  2. より:

    福岡、ナイスランでしたね!
    こちらこそ、背中はあっという間に見えなくなりましたが・・・(^^;)
    それにしても40歳過ぎての初マラソンから確かわずか2年足らず? で32分台は驚愕ですね!!!
    今回も前半、あれでまだ抑えてるはずのいいペース配分だったと思いますが、次は積極的にサブ30狙いのペースで入ってみてください。
    今後も勝負できるよう、私ももう少しがんばりたいところです(^^)

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