第65回福岡国際マラソン選手権大会 - 4 一匹走トレーニング

ラストスパート

「まだ終わってなかったのか!」という感じの日本一、遅い完走記。海響マラソン分もこの正月休みに仕上げるつもりでいたら、余計に無理になってきた。今日もトレーニング後に向かうのは当然、仕事。せめてのストレス解消にブログでも。

孝一郎君に驚かれたことが二つあって、一つは海響のラストが7分台だったこと。僕にしてみれば、あれだけ必死に走って7分50秒というのを(ラップのメモリー不足で)だいぶ後に知ったときは「あれ? そんなもん?」と不本意に思えたくらい。

真人さんもまたよく覚えていてくれて、僕が9年前、35歳の時の別大でタイ記録を出したときが7分31秒。この時はむしろ30-35kmの17分19秒、35-40kmの17分04秒の方が今思っても(◎-◎;)!! という感じ。さらに翌シーズン、36歳の防府のラストは7分17秒。これが多分、ベスト。若かった、の一言に尽きる。

まあ、最後だけ速くても仕方ないのだが、僕は「尻に火がつかないと動かない」とよくいわれる、マラソントレーニングも一気に仕上げるとか、ケガをしていてもレースには合わせるとか、今の仕事もそうだが走る方以外の追い込みには結構、自信あり。回顧ブログも一気に仕上げねば。


レース後の3人
記録を10秒縮めた山中選手と、来年はFINISHしたい山田コーチ、金子アドバイザー

トレーニングはいつも一人

本題の(笑)もうひとつ、これはいつも感心されている(呆れている?)ことで、一人でよく走れる、トレーニングできる、ということ。「前に誰かと走ったのは、他でもない孝一郎君と5月の合宿でペース走したのが最後」というか、それが今年2011年の最初で最後。

──になるはずだったが、今日の部のトレーニングが恒例の走り納め兼タイムトライアルで、ちょうど昨年から一年ぶり、年明けにケガで走れなかったので、やっと年末に合同練習に参加。

これはもう、何度も述べてきていることで、やはりきこえないと、練習に参加しても面白くないというのが大きな理由。普通の人は練習に出向けば、会ってまず話をし、着替えながらまた笑い合い、しゃべりながらジョグして・・・と最後までしゃべり通しの、ランナーは走るということが基本的に孤独な行為なので、余計にお喋りしたい人種というか、要は、練習会や人の集まる場に出向くのは、トレーニング自体が目的である以上に、コミュニケーションの方を求めているはず。そうだと意識していないのは、それが当たり前にできることだから。

これは忘年会でも何でもそうなのだが、自分がきこえないこと自体が、というよりも、自分以外の他の皆が(何の苦もなく)できていることが自分だけできない、という思いをわざわざ味わいに行く気には積極的にはなれない、ということ。練習会にしろチームで走る駅伝にしろ。


2011福岡国際
今年の福岡も・・・(単に集団から置いて行かれただけですが)

よく、皆で集まってやれば楽しいし走りやすい、トレーニング効果も高い、速くなれる、長い距離も苦労しないで済む、というのは僕も否定しないし、200%正しいと思う。ただ、そうでない人間もいるだろうし、考えてみてほしい(義務はないが)、3時間走をおしゃべりしながら走れる人と、傍らでそれができずに走らざるを得ない人にとって他の皆が楽しみながらの3時間走は苦痛でしかなく、そういう場に行って面白いだろうか。行くだろうか。

多少でもきこえる聴力が残っていれば事情はだいぶ違うだろうが、そうでないケースが多く、例えば、ろう者にはその分、運動神経に非常に優れた者が多いが、聴者と一緒にプレーする、というのもそう簡単ではない。走ること以上にコミュニケーションの求められるチーム競技である球技などで「彼ならどこのチームでも即レギュラー」の実力があっても、「行った(参加した)ことはあるけれど」長続きしない、というケースが多い。

これは誰でも同じことで、余程のプロ志向でない限り、いい練習ができるかどうか、よりも自分に居心地のいい、気のあったメンバーと楽しくやれる、愉しく飲めるチームに所属するのが普通だろうから。

そんなわけで、僕ももっとチームを問わず仲間と競い合って練習すればもっと速くなれる、きっと今頃はサブ20を目指しているはずだが、行って逆にストレスをためても仕方ないので、速くなるのは後回しで一人でのんびり、ということが多くなる。

数ヶ月前の「ランナーズ」マイ・トレーニングで、マラソンは「いい集団につかなければ記録は出ない」といわれている方がいたが、僕は福岡、洞爺湖、下関、とレースでも30km以上、ずっと一人で淡々と走っていた時でも、それが理由でタイムが悪かったということはない。これもきこえる人は普通に練習でもレースでも集団に身を任せて、というのが常識的な考えで、僕がどうこういうことでもないが、世の中には色々な人がいて、色々な方法があるものだ。──ということをちょと、今回は趣向を変えてついでに書いてみた。

ちなみに今日の練習は、8周回した内の最初の1周は身体が動かず皆と一緒に。2周目から独走。もちろん終始、一人で走ることになっても一緒にやる意義は大きい。

例によりタイムトライアルで十数キロ以上走っても汗は一滴も流れず。でも低血圧で寒がりの僕が山の上のダム湖コース(気温2~6度)でもあたたかいかなと思えた(=無風だった)ので、試しに手袋も外してみたら、途中、小雨がぱらついてやはり寒かった。やっと足が温まって動くようになったのが10キロ以降で、ラストスパートというほどではないが後半にペースアップはしておけた。


杉山さんよりいただきました(上2枚)ありがとうございます
海響、福岡、防府、その間も毎週のようにレースに出ている山口のランVACAな方々と(尊敬しています)

 

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