第74回中国山口駅伝 5

2011/01/30 宇部市役所~山口~防府~周南市役所(7区間 84.4km)
1区 宇部市役所~阿知須中前(15.1km)

井の中の蛙

当日朝、7時
当日朝、7時 雪景色の山口

当日朝6時、積雪している道路を見て部の松井君にスタート地点宇部までの同乗をお願いする。降り続く雪は出発の7時までにさらに積もってきたので「お願いできる部員がいてくれて本当に良かった」と彼の存在をありがたく思った。助かりました。ありがとう! きけば風邪をこじらせていながら、土日とも駅伝のために奔走されたよう。おつかれさま。

実は排水性舗装の9号線(=駅伝コース)に出てしまえばノーマルタイヤのマイカーでも問題なく行けた。でも元の9号(現在の旧道、中四国学生駅伝コース)と262号線(駅伝コースの4区)に挟まれた位置に住む身には分からない(=坂堂峠、この駅伝コース中、最も雪のある地点)。同じ山口市でも差の激しいことといったら・・・。小郡、阿知須の全く違う光景にはまさに井の中の蛙、大海を知らず、を思い知らされた。

変なプレッシャー

1区序盤
1区序盤

右大腿筋痛はついに回復せず、この日朝もアパートの階段を下りる際から一歩ごとにピリリと緊張が走る。監督には一応、前日土曜、伝えておいた、でも伝えたからどうなるものでもない(交代要員はいない)、タイム云々でなく最後まで持ちこたえてくれるか、立ち止まらずに済むかどうかの不安でスタート前からため息ばかり。

これも実は今だから言えるが、中旬にメンバーの宮崎君が疲労骨折での辞退を申し出た時、僕も年始から持病(腰痛、坐骨、アキレス腱)が思わしくなかったから、実力者の彼を欠くくらいなら「いっそのこと、もう今年はチームが出なくてもいいのでは」とも思った、彼にはそう伝えた。

でもそんな軽々しいことを皆には言えない。初出場の2人、特に新聞記事にもなった山村君を有して今さらチームが走らない選択肢はありえない。個人レースと違ってチームプレーの駅伝の、襷の重みが身にこたえた。疲労骨折でもその後も軽快に練習できているような宮崎君の方が余程、頼れそうだけれど、これは直前に崩した、自己管理の甘かった自分が悪い。

まあそんなこんな、普通にレースを走る時の緊張感とはまた違う種類の、ヘンなプレッシャーを背負ってスタート。

分不相応

後半、苦しく
後半、苦しく

走ってみれば昨年より30秒良く、4回目の1区中、ベストの4年前に1秒届かないだけのタイムに終わった。意外な結果。元々、レースのプレッシャーや緊張感は好きな方だが、ケガも味方のひとつになったか。

昨夏に腰を痛めてから練習量も激減している中で、かろうじて結果は保てている不思議。今月の月間走行距離も200km少し。特に12月の防府読売10km以降は一度も全力で走っていない。追い込んでいない、胸を開けていない中でレースを走れるとは思わなかった。自分はあまり練習しない方がいいタイプなのか。その分、ケガも頻繁だが。

スペシャルにハイレベルな大会のスタートに引っ張られて1kmが3分4秒。5000mなら自分でもそのくらいで入るけれど、前方の集団(大半の選手)は2分40秒くらい? 5kmも16分10秒くらいと市民レースの10kmレースでなら充分に速いんですが・・・後ろは2、3人のみ。後半、だいぶ失速しながらもタイムがまずまずだったのは前半が速かったため。

ちゃんと練習すれば50分は切れる、確か4年前も同じようなことを云っていたが、それにしても4年前のタイムに1秒差。マラソン走ってベストが3秒差とか、職場の駅伝もここ8年、1、2秒差内とか、安定感というか、もう伸びシロの1ミリメートルも残っていない、干上がった状態というべきか。

もちろん僕のレベルで1区が分不相応なのは分かっているが、高校駅伝上位、箱根駅伝経験が普通なくらいの選手の多い大会を走れるのはとても光栄なこと。ありがたい。

応援に感謝

宇部まで向かう車の中で監督から大会冊子を渡されて、最初に目を通すのは出場チームや選手名でなく、冒頭の競技役員、中継所役員の方々。

びっしりと並ぶ多くの名前。部員をはじめ、かつての恩師や上司や同級生、先輩後輩ら、ずっと前の仕事で関係した市町村職員の人ら・・・。自分には選手よりもこちらを見るのが楽しみだったりする。今回からスターターの教育長は僕が高校1年の最初の試験でいきなりの赤点をくれた先生。仕事を始めて見たら同じ大学の同窓会で会ったり、一緒の職場で仕事をしたり・・・、今ももちろんしばしば会って気さくに声をかけてもらえているけれど、こんなところでも交錯するとは。

沿道の応援にも非常に力付けられた。これまたかつての上司やランニング仲間や・・・。嬉しかったなあ。ありがとう! これは車で追いかけてゆく中でも感じたけれど、今回、気温が2度くらいにしか上がらない寒い中でも沿道の応援は少なくなかった、むしろ多いんじゃないかとさえ思えていた。

走っていても寒いのに沿道で立っているだけの寒さは相当なものだったはず。そうした応援や役員要員や──の尽力、あたたかさが殊の外、胸にしみた一日でした。ありがとうございました。

  • 区間記録 50分33秒 (一般15位/15チーム、総合38位/42チーム)
  • チーム記録 4時間56分50秒 (一般15位/15チーム、総合42位/42チーム)
レース後、一同
レース後、一同(写真提供:上三枚、松本監督様より)

 

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