第64回福岡国際マラソン選手権大会 - 7

ラップは知らず考えず

天気予報通りに風のない絶好のコンディション。その分、暑さもあったろうが、僕も10km、15kmとそのつもりはなくてもペースは落ちていった。

今回は最初に考えていたとおり、ペース(=タイムという意味での)は気にしなかったので手元の時計はラップを押すだけで目を落とすことなく、5km通過時の計時車の表示だけを見て走り続けた。10kmで早、落ちたことだけはすぐに分かったが、5-10kmのラップを頭の中で計算することもせず。体感のままに走っている中「落ちたのなら落ちたまで」で腹をくくり通過。

10km通過頃から前方に追いつきたいと思ったが身体がきつい。全区間のラップはレース後のリザルトで初めて知ったのだが、この10-15km区間はきつい走りでも18分かかっていた。そうとは知らないまま走り続けていて良かった。15km段階で18分に落ちたことを知っていたらショックでもあろうし、タイムを取り戻そうと焦りもしたろうから。

2010年大会ラップ

いつものようにどこかの集団について、ということもあまりなく、適宜、前の集団に追いついていった。後方にどれくらいいたのかは折り返すまで全く知らずにいたが、今回のペースなら絶えず周囲に選手はいてくれた。小集団になって時々、前に出るものの、引っ張りきる力なく押し戻され、また出て・・・を繰り返した。

今回はペースが遅いので走っていても疾走感は無し。これは極めて個人的な感覚で人それぞれだろうが、僕にとってはマラソンで疾走している感じなのが、5kmを17分~17分15秒くらいで進むとき。そのあたりが僕の乳酸閾値なんだろう。17分台後半の今回は自分でも「遅いなぁ」と思えていたけれど、といって上げてゆけるだけの力もまた無かった。

今回、暖かさを運んだのが南風だったのか、リザルトを見ると20-25km区間で多くの選手のラップが上がっている。いつもはだだっ広い道路に北風が容赦なく吹き付けてくる一番イヤな大博通りを、実際にさほど苦しまずに済んだのはよかった。千鳥橋を折れて3号線に出る頃からいつものようにはっきりとペースの落ちるのが分かったが、苦しみつつも35kmまではまあまあ踏みとどまっていたみたいだ。

折り返した選手らとすれ違う。トップはガリブ、2位以下は大差。「また日本人選手、ダメなのか」と残念な気持ちになる。一方で市民ランナー選手の健闘が目立つ。折り返した直後は視界が真っ白。ものすごい眩しさだった。サングラスをしていてさえも。

何とか無事、折り返し

37km、今回、前泊した福岡リーセントホテルを過ぎる。いつも福岡では妻の実家にお世話になるのだが、今回は都合ができて急きょホテル泊。直前に手配したので候補少ない中から値の張るところになったが、その分、部屋は大満足。いつもの楽天トラベルでなくじゃらん(JTB)を介しただけあって、ホテルの中でも相当にいい部屋だったよう。レース前に泊まるだけなのにもったいないくらい。

それにしてもマラソンコース途上のホテルで、かつて自分が過ごした町に泊まるというのも何だかな気分。せっかくなら久しぶりの筥崎宮を訪ねて願掛けなどもしたかったけれど出来なかったのが残念。

めんちゃんこ
めんちゃんこ

食事の店には困らず・・・ながら3号線沿いはチェーン店ばかりで面白くないのも確か。どうせなら奥の路地に入った方が学生向けの手頃な店が多いのだけれど、これまた時間なく断念。ホテル向かいの「博多めんちゃんこ亭」にて夕食。ここ数年、カーボはほとんど意識しないけれど、ここは図らずも麺類に餅入り、かつ最後に雑炊でとじてもらえるので都合良かった。

博多めんちゃんこ亭


ついでにレース日曜は夜が遅くなるのでまた別の安い、4分の1以下の破格のホテル。2名で3800円でもこちらもまた充分良かった。薬院駅すぐ、天神までも歩いて10分と便利で泊まるだけならここで充分と、オススメできます。


そのホテルを過ぎて残り5kmを切ってから、朝、車で平和台に向かう時はあっという間なのに、ラスト5kmの苦しく長かったこと・・・。


 

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