第64回福岡国際マラソン選手権大会 - 4

レース戦略

レースの反省も感慨も3日も経てば薄れてゆくもの。ランナーは皆、もう次の目標に向かって走り始めているはずだが、例により日本で一番遅い完走記。毎年、年末に慌て出す仕事を週末も片付けていたためまた遅れているが、誰も期待していないと思うけれど、忘れぬうちにメモ。

前日土曜、黄昏前の大濠公園
黄昏前の大濠公園

トレーニング期間は9月末からの2ヶ月と少し。2ヶ月といってもブランク明けの再開ゆえ普通に2ヶ月練習できたのでなく、10月はまずジョグを3日続けられる状態に戻すのに苦労した。例年並に戻ったのが11月半ば。「10kmレースは何とかなりそう」との目処はついたが、マラソンを走るのは厳しいと思えていた。走り込み無し、ペース走無し、スピード練習無しの3無い運動なので、今回のレースに向けては

  1. 完走第一
  2. ペースは考えない

ことをレース戦略の柱として設定。何も考えないのが作戦、というか(笑)。前回、書いたように欲の出しようがない分、あれこれ気をもむ必要はなかった。

「5キロを何分くらいで」ということも一切、外して身体(足)の状態にだけ合わせてゆくつもりで。そもそも今回、昨年来、ペース走を一度もしていない。自分がどの程度のペースで走れるか分からないので時計(タイム)にはとらわれないつもりで。

ちなみにこれがびわ湖となると、身体の調子に合わせて、などと悠長なことを云ってられる余裕は全くなく、関門に追われて前半の突進を余儀なくされる。僕の自己ベスト(2:28:49)も、20km通過はびわ湖でなら関門となってしまうタイムだった。また、今回のゴールタイム(2:32:36)も過去3回出走のびわ湖のタイムより良いが、びわ湖でなら最大の関所といえる20km関門まですら行けない。最初の15km関門でもう止められてしまうペースだ。

とりあえず今回の福岡はそこまでの心配は要らないだろう、それで関門に引っかかるならしょうがないと思っていた。これにレース当日が近付いて追加されたのが2つ。

  1. 足のマメ対策
    シューズ選びにも影響した。後、記せれば。
  2. 高気温

マラソンの好記録の生まれるのが5~10度あたりだったか、そんなことをきいたことがあるが、今回の予想された最高気温19度は当然にタイムに影響してくるだろう。そう思って前半は身体が動くのを抑えて行くつもりで。

ただ、僕自身にとってはちょうどいいくらいの、実際、今回のレース中も「暑い」とは一度も思わなかったし、あくまで僕にはタイムを悪くさせた要因にはならなかったはず(=気温が低ければタイムはもっと良かった、とは思わない)。おそらく優勝の38歳ガリブもそうだろう、北京五輪のワンジルもそうだし、それでタイムが悪くなるとかあの程度で暑いとかいっていては始まらない。そもそもが福岡のような都市は半分がビル陰になるコースなので結構、冷える方だ。

僕自身は最後までジップアップTシャツとアームウォーマーの定番を考えていたが、手袋のみでスタート。手袋はレース途中、何度か脱着を繰り返すこととなった。


 

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